<山本敦のAV進化論 第180回>

別格の高画質&高機能! はじめてのプロジェクターにオススメ、エプソン「EF-100」を試す

山本 敦

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2019年08月27日
エプソンの “ドリーミオ” シリーズから発売された初の一体型プロジェクター、「EF-100」が話題を集めている。各社から続々と発売されるプロジェクターのなかで、なぜEF-100が注目されるのか、その魅力を探ってみたい。

エプソン「EF-100」(ブラック)

ホームプロジェクターといえば、リビングやシアタールームにプロジェクターやスクリーンを設置、暗くした部屋で腰を据えて楽しむものというイメージが一般的だった。だが、映像を見たい時に置いて、そうでないときは収納しておける小型プロジェクターの登場により、ホームシアターは誰でも手軽に楽しめるものになりつつある。EF-100の場合、直販サイト価格が10万円を切っていることも人気を後押ししているだろう。

EF-100は最大辺の外形寸法が23cmを切る(210W×227D×88Hmm)、ドリーミオの中でもひときわコンパクトで、可搬性に優れる液晶プロジェクターだ。質量も約2.7kgと軽い。家の中を持って移動し、壁面や天井など様々なスペースに大画面を映し、コンテンツ視聴が楽しめる。スクリーンサイズは最小30型から最大150型までと対応力がある。さらに本体には出力5Wのアンプとスピーカーも内蔵する。

サイズはかなりコンパクト。写真はiPhone 7 Plusと並べたところ

使わないときにはちょっとしたスペースに置いておける

さて、プロジェクターで映画やドラマを楽しむ際にはBlu-rayディスクを再生できるプレーヤー機器などがあればベストだが、最近、動画コンテンツはネット動画が見られるスマートテレビや、スマホやタブレットなどモバイル端末で見て、ディスクプレーヤーを所有していない方が増えていると聞く。

たしかに、NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用すると、それぞれのオリジナル制作コンテンツのほか、最新作を含む映画や海外ドラマ、アニメも見られるのだから、分からなくもない。

EF-100は背面に1系統のHDMI入力端子を備えている。ここにAmazon FireTV StickやGoogle Chromecastなどメディアストリーミング端末を装着すれば、Netflixなど動画配信がコンパクトに楽しめるし、スマホと連携してYouTubeの動画再生も大画面で楽しみ尽くせる。

HDMI端子のすぐ隣には、メディアストリーミング端末を給電するためのUSB端子も備えている。あとはEF-100の本体に電源ケーブルを接続するだけで、セットアップは驚くほど簡単にできてしまう。毎度使い終わったら片付ければ、室内の空きスペースが有効に使えるので、家族も快く本機の導入に賛同してくれるはずだ。

背面にスティック型ストリーミングデバイスの接続・収容ができる端子部を備えるのが特徴

EF-100の機能やスペックがいくら充実していても、肝心の画質や使い勝手に満足いかなければ、安物買いの銭失いだ。今回はCCC AIRから発売されているHDMIメディアストリーミング端末「AirStick 4K」を接続し、本機の実力を音元出版の視聴室で確認した。

本機の一番大きな魅力は、安定した画質が楽しめることだと思う。エプソンのドリーミオといえば、3LCD方式の銘機と呼ぶべきホームプロジェクターを数多く輩出してきた。本機の画質もそのDNAを引き継ぎながら十分に練り上げられている。とにかくディテールがきめ細かく、明るさや色合いがとても自然な一体感あふれる映像を楽しませてくれるのだ。

とにかく手軽、でも高画質

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