映像鑑賞のためのスペックを搭載

“家で観る”ならやっぱりホームプロジェクター! エプソン「EB-W05」を手乗りサイズ小型PJと比較した

山本 敦

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2018年07月27日
小型で軽量なプロジェクターは、持ち運びの負担が少ないという点において、確かに注目すべきアイテムだ。

この小型プロジェクターを、家で映画やドラマを楽しむプロジェクターとして使う方も多いと聞く。だが、家で使う場合はホームプロジェクターがある。それとの違いはどの程度あるのだろうか?

今回はエプソンのプロジェクター「EB-W05」を用意し、小型プロジェクターと画質や使い勝手の比較をしてみた。


EB-W05はエプソンから発売されている、手軽に大画面ホームシアターが始められる3LCD方式の液晶プロジェクターだ。パネルの解像度はWXGA(1,280×800)、画面の明るさは3,300ルーメン、そしてコントラスト比は15,000対1という実力を備えており、部屋の照明を落としきらなくても明るく色鮮やかな映像が楽しめるのが特徴だ。

「EB-W05」(実売価格約5万〜7万/税込)

また、プレゼンなどのビジネス用途、家庭での映像視聴どちらにも使える、ビジネス・ホームクロスオーバーモデルでもある。

小型プロジェクターは小型で軽量なことから人気となっている。エプソンのEB-W05も、宅内の様々な場所へラフに設置できる設置性の高いホームプロジェクターだ。スクリーンから短い設置距離で大きな画面を再現でき、さらに画面の歪みを簡単に直せる機能を備えている。

例えば約2.9mの投写距離があれば、約100型の大画面を映すことができる。本格的にアクション映画や、サッカー・野球などのスポーツを楽しむのに十分な大画面と言える。家族と一緒にアニメなどを鑑賞して盛り上がりたい時は、最短約2.3mで投写できる80型ぐらいのスクリーンサイズでも構わないだろう。若い一人暮らしの方が選ぶ典型的なルームサイズといわれている6畳間がだいたい「3.6×2.7m程度」と考えれば、EB-W05をうまく活用しながら80型前後の大画面で楽しむパーソナルシアターも夢じゃない。

家族でお住まいの場合は、プロジェクターは欲しいけれど、映画を見るとき以外は片付けて部屋の空きスペースを有効に活用したいという方も多いと思う。プロジェクターを使わないときは、目立たない場所に収納しておきたいものだ。ましてやプロジェクターのために家具の置き場所を変更したり、専用の置き場所を設けることは難しいというケースは多い。

EB-W05は縦横台形補正機能を搭載しているので、スクリーン面に対してプロジェクターを真っ正面に向けられるスペースが確保できなくても、あるいは背の低いローテーブルから斜め上にあおって投写しても、見やすい大画面を映すことができる。上下の台形歪みは自動で補正してくれるのでお手軽だ。横方向の台形補正も、次の動画のように極めてスムーズに行える。

投写画面を見ながら本体のヨコ補正スライダーからの直感的な操作で簡単に補正できる

前面の脚部で高さ調整できるのもポイント


一方の小型プロジェクターの中にはそもそも台形補正機能を搭載していなかったり、搭載されていても結局左右方向の画面の歪みが取り切れないものも多くある。プレゼンテーションの場面などで実際に使ったとき、困った経験のある方も多いはずだ。できれば店頭に展示されてある実機などでパフォーマンスを比べながら検討してみてほしい。

小型プロジェクターは台形補正や高さ調節が難しく、設置するのに苦労する

画面の明るさについては、エプソンのEB-W05が、特に小型プロジェクターの性能を圧倒している部分だ。映像を映してみると、その違いが明確にわかる。いまウェブ通販などで売れ行き好調と言われている小型プロジェクターの画面輝度は200-500ルーメン前後の製品が多いようだ。対するエプソンのEB-W05は3,300ルーメンなので、単純にスペックを比べるだけで大きな開きがある。

小型プロジェクターは輝度が足りなく暗いものが多い。輝度を高める機能を用いても、不自然な明るさとなり映像が破綻してしまう

コントラスト比については一概にスペックの数値だけで読み切れない部分があるので、今回取材で実機を並べて映像を投写した際の様子を見比べてもらいたい。

得られるのはケタ違いの没入感

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