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完成度の高い「モダンクラシック」な外観も兼備

卓越したデザインに宿る、音楽に忠実なサウンド。MASTER & DYNAMICのNCヘッドホン「MW65」レビュー

公開日 2019/07/18 06:00 土方久明
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「か、カッコイイ・・・」。MASTER & DYNAMICのワイヤレスヘッドホン「MW65」の実物を見た瞬間、思わず口をついた。MW65は、高級カバンやステーショナリーと並べて語られる類いの洗練されたデザインと質感を備えているのだ。

MASTER & DYNAMICは、2014年にニューヨークで設立されたオーディオブランドだ。そのデザイン性は当初から高く評価されていたが、最近では美しいアセテート素材をハウジングにあしらった完全ワイヤレスイヤホン「MW07」や、高級カメラブランドのライカとコラボしたヘッドホンなど、モノとしての付加価値も備えたモデルを次々と発表し、群雄割拠のヘッドホン市場でユニークな地位を確立している。一方で音質面の評価も高く、ヘッドホンマニアからも高い評価を得ている。

今回紹介するMW65は、MASTER & DYNAMICでは初となるアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホンだ。同ブランドのヘッドホンとしては第4世代にあたり、従来モデル「MW60」の後継機となる。

「MW65」左:Black Leather/Gunmetal、右:Brown Leather/Silver Metal ¥59,800(税込)

コンパクトなハウジングで携帯性も高く、いかにも外に持ち出してくれというメッセージを感じるが、やはり注目したいのはMASTER & DYNAMICらしい外観仕上げの秀逸さだ。

アルミニウム部は質感の高い仕上がり

イヤーパッドも柔らかく着け心地が良い

ヘッドバンドはプレミアムレザー、イヤーカップはアルマイト仕上げの軽量アルミニウムとプレミアムレザーにより構成され、2トーンのカラーリングになっている。ハウジングの外側にアルミリングが重ねられ、ハウジングとヘッドバンドをつなぐジョイント部はこのリングに配置されている。カラーはブラックレザー/ガンメタルの「MW65G1」と、ブラウンレザー/シルバーの「MW65G2」の2種類を用意している。

ハウジングとヘッドバンドをつなぐジョイント部

ヘッドバンド内側にはブランド名が刻印

その印象を一言で語るなら「モダンクラシック」。デザインの完成度は、現在発売されているノイズキャンセリング/ワイヤレスヘッドホンの中でもトップクラスといえる。さらに重量は250gと軽く、同社のオーバヘッドタイプヘッドホンの中でも最軽量の部類に入る。外に持ち出すことが多いからこそ、デザイン性や軽さは重要で、現代のトレンドにも合致している。

市場にあるノイキャンワイヤレスヘッドホンの中でも、トップクラスといえる高いデザイン性を誇る

内部にはベリリウム振動板を採用した40mm径ドライバーを搭載。Bluetooth規格はVer.4.2、コーデックは標準的なSBCに加え、高音質のaptXにも対応している。

フル充電時の連続再生時間は約24時間、さらに15分の急速充電で約12時間の再生が行えるなど、バッテリー駆動時間が長いのも魅力。また、一般的なBluetoothヘッドホンと比べて、約4倍の距離でのワイヤレス受信に対応するほか、両端には3.5mmのステレオミニジャックを備えており有線接続も可能。不意なバッテリー切れを起こした場合でもワイヤードヘッドホンとして使用できる。

ノイズキャンセリングは、フィードバック式とフィードフォワード式を組み合わせたハイブリットタイプ。効果は「High」「Low」「Off」と切り替えられる。

右側ハウジングにANCボタンを装備。ノイズキャンセリング効果を変更できる

付属品は、先述した3.5mmの有線ケーブル、キャンバス地のヘッドホンケース、充電用のUSBケーブル、フライトアダプターと豊富であり、旅行のお供にももってこいだ。

付属のUSB-Cケーブル。USB-A端子の変換プラグも同梱。どちらにもブランドロゴがデザインされる

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