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【PR】ぜひ選択肢に入れたい注目モデル

ハイセンスの新4Kテレビ「A6800」は必見の完成度! 10万円切りで4Kチューナーとレグザエンジン搭載

公開日 2018/11/20 06:30 折原一也
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鮮やか志向のチューニング、音の良さは特筆もの

まずは50A6800で、地デジ放送を視聴してみよう。映像モードはデフォルトの「自動」を選択している。

地デジ放送でワイドショーの番組を視聴してみると、安価なテレビで問題になりがちな、質の低いノイズリダクションや輪郭強調などの弱点もなく、地デジのノイズ感を抑えた上で、画面を明るくパリッと高画質化している。

地デジで画質をチェック

映像の立体感も出ており、画面全体の色バランスは若干色温度が高めで、赤の鮮やかさが強いものの、それも “画作り” の一環として捉えられるレベルだ。テロップのノイズも綺麗に除去するし、人肌も解像感を保ちながら描写する。「レグザエンジンNEO」搭載の効果が、この地デジ画質にしっかり表れている。

なお映像モードは、レグザに搭載されていた「おまかせ」はなく、表記上は「自動」モード。他には「ダイナミック」「スタンダード」「映画」「スポーツ」といった選択肢が用意されている。なかでも「スタンダード」設定では本機の特徴である鮮やかさが抑えられるので、しっとりとした画質が好みなら、地デジ視聴時でも使いたい。

映像メニューは「自動」「ダイナミック」「スタンダード」スポーツ」「映画」「ゲーム」の6種類を搭載

画質調整は設定の奥まで入ってみると、レグザの超解像技術だった “レゾリューションプラス” に代わり、 “シャープネス” という表記が確認できる。ただしメニュー構成が同じなので、同じエンジンがベースと推測できる。そのほか「ゲームモード」も備え、低遅延表示も行える。

なお、地デジ放送を視聴する際には番組表も頻繁に使う事になるが、7ch×9時間で画面いっぱいに表示する画面デザイン、そして俊敏に動作する操作レスポンスは快適。「番組表」画面はリモコンの青/赤/緑/黄ボタンでジャンル等を絞り込み直接アクセスできる操作体系、ジャンルで絞り込める検索結果の表示スタイル、録画予約画面など、培われたユーザビリティの高さが活かされている。

地デジの番組表やジャンルでの絞り込み検索などの操作画面

続いて、50A6800にUltra HD Blu-rayプレーヤーを接続。映画『グレイテスト・ショーマン』を視聴してみた。映像モードは「映画」に切り替えている。

チャプター1のステージシーンの冒頭から、煙の舞う暗いステージの雰囲気、そして照明の明かりも、4K液晶テレビとして十分にしっかりとしたバランスで描写。エントリー機だけに、暗部階調のビットの段差が見えてしまうところもあるが、それでもチャプター11のジェニー・リンドによるステージシーンでの煌めきの表現は、HDR対応機として一定のメリハリ感を発揮している。

HDR10、HLGに対応でUHD BDも楽しめる

またエントリークラスの薄型テレビの実力を語る上では、音質も必ずチェックするべきポイント。50A6800はフルレンジスピーカー×2とシンプルな構成だが、実際に聴こえる音はクリアで完成度が高い。

『グレイテスト・ショーマン』のジェニー・リンドの歌声がクリアに引き立つうえ、音の余韻もしっかりと伝えてくれる。サウンドステージは横方向には大きく広げず、音の奥行きを聴かせてくれる。低音もフルレンジとしては十分に出ている。同価格帯のなかでは、確実に音の良いモデルと言える。

なお、メニューの中にはサウンドモードも搭載されており、「ライブ」「シネマ」と選べる。特に「シネマ」は実際の音の広がり効果も十分で、映画視聴では積極的に使っていきたいところだ。

サウンドモードは標準(オフ)のほか、「ライブ」と「シネマ」を選択できる

ハイセンス製のテレビとして初めて「レグザエンジンNEO」を搭載し、登場した「A6800シリーズ」。画質やメニュー、操作性に触れてみると、高いクオリティを確保しつつ、かなり使いやすく洗練されたモデルだった。

そう考えてみると、本シリーズの値付けはかなりの戦略的価格。しかも「新4K衛星放送チューナー」まで搭載となると、4K液晶テレビのエントリークラスとして、ぜひ選択肢に入れたい注目モデルの登場と言えよう。

(提供:ハイセンスジャパン株式会社)

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