【特別企画】イヤホン単体で8時間のスタミナも実現

満を持して登場! オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS7TW」を聴く

折原一也

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2018年07月11日
※2018年7月25日追記:本記事で紹介している「ATH-CKS7TW」は、発売中止となりました。詳しくはこちらをご覧ください。
オーディオテクニカから満を持して完全ワイヤレスイヤホンが登場

国内外のブランドから左右独立タイプの、いわゆる“完全ワイヤレスイヤホン”が続々と登場して大きな潮流となっている。そんな中、満を持してオーディオテクニカから登場したのが「ATH-CKS7TW」だ。

「ATH-CKS7TW」¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)

注目したいのが、オーディオテクニカ初となる完全ワイヤレスイヤホンを、重低音再現にこだわった“SOLID BASS”シリーズにラインナップしてきたことだ。ふだん使いがメインとなる完全ワイヤレスイヤホンを、現代的なサウンドに寄り添ったSOLID BASSとして提案することはうなずけるのだが、ATH-CKS7TWは単なるシリーズの新製品という位置付けにとどまらない。完全ワイヤレスイヤホンとして、機能と音質の両面でチャレンジを行った製品なのだ。

今回、ATH-CKS7TWを発売前に触ることができたので、いち早くそのサウンドをレビューしたいと思う。

音響エリア/電気エリアを内部で分割し音質を追求

ATH-CKS7TWの特徴は数多いが、まずはあえて2つ紹介しよう。1つは音質面で制約の多い完全ワイヤレスイヤホンとして妥協のない音質追求を行った点。もう1つは、本体のみで8時間という完全ワイヤレスイヤホンとして最長クラスのバッテリー性能を実現した点だ。

カラーはレッド、ブラック、シャンパンゴールドの3色を用意

初めてATH-CKS7TWを手に取ったとき、まずそのデザインに惹かれた。曲線を上手く取り入れたボディの中央には、オーディオテクニカのロゴマークがあしらわれている。カラーは3色を用意するが、特にレッドの鮮烈な色合いが筆者は気に入った。この優れたデザインは、他製品と比べても注目ポイントのひとつだ。

完全ワイヤレスとしてはサイズはやや大きいが、手に持ってみると想像以上に軽い。耳に装着してみても負担になるような重さも感じない。

ラインナップはブラック、レッド、シャンパンゴールドの3色展開。付属の充電機能付きケースの色は、ブラックとレッドが黒、シャンパンゴールドはイヤホン本体と同傾向のアイボリー調となっている。

ATH-CKS7TW(レッド/ブラック)の充電ケース

ATH-CKS7TW(レッド)と充電ケース

ボディは後述するように、“音響エリア”と“電気エリア”に分かれていて、“音響エリア”の部分のみが耳に収まる。“電気エリア”はほぼ耳の外に露出するようなかたちだ。この“音響エリア”と“電気エリア”にはそれぞれ、同社が機能とサウンドを追求するために投入した様々な技術が収められている。

ボディが“音響エリア”と“電気エリア”に分かれているこの独自構造を、同社はDual-layer Technologyと呼んでいる。これは極端に限られたスペースに、物理的な音響構造とデジタル回路を両立させる必要がある完全ワイヤレスイヤホンにおいて、妥協ない音質追求を実現するための構造だ。電気エリアと音響エリアを分割することで、従来のワイヤードイヤホンと同じ構造にできるため、ドライバー性能を十二分に引き出すことができる。

“音響エリア”と“電気エリア”を分けるDual-layer Technology構造を採用


新開発ドライバーと独自の音導管設計で豊かな情報量を実現

ドライバーユニットは、本機のために専用設計された高効率φ11mm SOLID BASS HDドライバーを搭載する。高精度な設計によって磁力を高めた磁気回路により、ドライバーの駆動力と制動力を向上したという。

大口径の音導管を採用したことも特徴だ。これによって音の伝達効率を上げ、低域から中高域までワイドレンジに再生することができるとしている。同時に、音導管の内径やイヤーピースの高さを最適化することで、高域成分をロスなく伝達することを可能にした。ドライバーユニットを備えた部分の形状は、外観を見る限り、これまでのSOLID BASSシリーズと同様の形状で、このあたりからもSOLID BASSのDNAを伺うことができる。

イヤホン単体で8時間、充電ケースと組み合わせて20時間の圧倒的バッテリー性能

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