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【特別企画】将来も安心な理由とは

CDも高音質、UHD BD再生にも対応! いま外付けドライブを選ぶならパイオニア「BDR-XD07J-UHD」

公開日 2018/06/22 08:00 山之内 正
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「PureRead」のリッピング性能、音質の良さを実感

信号面が明らかに傷などで劣化し、CDプレーヤーでは複数回の読み取りエラーが発生するようなディスクをあえて選んでリッピングを行なってみたところ、最後まで正常に読み取ることができた。

同じCDをディスクプレーヤーで再生した場合に比べてヴォーカルやベースの音像が鮮明に浮かび上がり、輪郭のにじみが少ないなど、音質の改善も確認できる。同じディスクをパーフェクトモードでリッピングした場合も停止することはなかったので、リトライによって読み込みができる程度のダメージだったのだろう。

ディスクプレーヤーでは正常に再生できない場合でもリッピングでデータを復元できるのは珍しい例ではないのだが、補間が行われているケースもあるので、そのデータが本当に原音通りかどうかはわからない。PureReadはその不安を払拭してくれるので、音にこだわる音楽ファンにとっては頼りになる存在と言えそうだ。

実際にPCのリッピングを行い、その精度の高さ、音質の良さを実感できた

劣化したディスクの場合、リトライを繰り返すのでリッピングにかかる時間は多少長くなるが、それよりも音質の方がはるかに大切なのは間違いなく、メリットの方がはるかに大きい。読み取りにくくなってしまったCDを蘇らせたいときには試してみる価値はあり、正しく読み込めた場合はPureReadのありがたみを実感できるはずだ。

また補間が発生するような微妙な状態のCDをリッピングする場合は、気づかないうちに音質が劣化しているかもしれないので、普通のリッピングではつねに不安がつきまとう。そんなとき、PureReadのリトライによって読み取り精度を高めることができれば、大きな安心感につながるのだ。

ユーティリティソフトの設定メニューから読み取りモードを選択できる

PureReadは大半のリッピングソフトで動作しているため、マスターモードをオンにして常用することをおすすめしたい。

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