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ホームオーディオ顔負けのこだわり

パイオニア、ハイエンドオーディオカーナビ「サイバーナビχ」。80周年記念の80台限定モデルも

公開日 2018/04/18 14:45 ファイルウェブ編集部
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パイオニアはcarrozzeria(カロッツェリア)の新製品として、ハイエンドオーディオカーナビ “サイバーナビχシリーズ”「AVIC-CZ902XS」を6月に発売する。2DINメインユニットタイプで、価格は248,000円(税抜)。

「AVIC-CZ902XS」

また同社は、サイバーナビχをベースに、パイオニア80周年を記念した特別モデル「AVIC-CZ902XS-80」も80台限定で販売する。こちらの発売は5月下旬で、価格は同じく248,000円(税抜)。

「AVIC-CZ902XS-80」

サイバーナビχには、これまで「カロッツェリアχ」で培ってきた音響技術や、ハイエンドホームオーディオ「TAD(Technical Audio Devices)」から継承した技術開発思想を投入している。

サイバーナビχの画面サイズは7型ワイドVGAで、地上デジタルTV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー対応のAV一体型メモリーナビ。ハイレゾ再生(96kHz/24bit)に対応しており、FLAC、WAV、ALACなど多彩なフォーマットに対応している。DACはバーブラウン製。

またCD音源などをハイレゾ音源に近づける「マスターサウンドリバイブ」、フルタイム 52 bit 高性能トリプルコア浮動小数点DSPなどを搭載している。

音質を高めたことが一番の特徴で、国内の市販AV 一体型カーナビとして初めて銅メッキシャーシを採用。製品の側面と背面だけでなく、内部の中間シャーシにも銅メッキを使用し、カーナビ基板とオーディオ基板の間のノイズを徹底的に遮断したという。またビスやヒートシンクにも銅メッキのものを採用したほか、絶縁シ ートを使ってノイズの回り込みを防ぐ試みも行っている。

シャーシ自体の剛性にもこだわり、背面に静音タイプのクーリングファンを採用。また背面には制振用T字スリッ トも設け、振動対策を徹底している。

クロックは「サウンドマスタークロック回路」を“サイバーナビχシリーズ”専用に新開発。超低位相雑音特性の水晶発振器により、位相ノイズ特性を従来比約5dB改善した。

ケーブルもハイグレードなものを採用し、電源ケーブルとAV入出力ケーブルにはOFCを採用。端子は金メッキを施している。

内蔵しているデバイスについても、ホームオーディオなどで用いられる新日本無線のオーディオ用オペアンプ「MUSES」を6基搭載するなど工夫を凝らした。

さらにコンデンサーもオーディオ電源用アルミ電解コンデンサーを採用したほか、電源部には専用チューニングを施したトロイダルコアトランスを搭載するなど、ホームオーディオ顔負けのこだわりを見せている。

なお電源については、正電源だけでなく負電源部分にまで、ディスクリート部品で構成されたリップルフィルターを追加している。

台数限定の80周年記念モデルは特典多数

上述のように、5月下旬には「AVIC-CZ902XS」をベースに、デザインを特別仕様にし、多くの特典もセットにしたパイオニア80周年記念モデル「AVIC-CZ902XS-80」も販売される。パッケージ内容は以下の通り。

・“サイバーナビχシリーズ”「AVIC-CZ902XS」
・シリアルナンバープレート
・カロッツェリア マニュアルケース
・レコチョク BEST ライトプラン利用権 1 年分
・レコチョクプリベイドカード 10,000 円分
・データ通信専用通信モジュール「ND-DC2」
・3 年保証書
・カーナビ画面フィルム「AD-FL702」
・専用オープニング画像(SD メモリーカード)

本体のデザインでは、中央のハードキー(NAVI/AV/HOME)と、スマートコマンダーのロータリー部に、パイオニア80周年記念モデルのイメージカラー「ROSE GOLD」の蒸着処理を施した。

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