単体動作、手軽で「被りたくなるVR」

「Oculus Go」の衝撃! 23,800円のヘッドセットがVRの世界を変えてしまいそうだ

編集部:風間雄介

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2018年05月23日

設定は非常に簡単。コントローラーも握りやすく使いやすい

本体の設定はスマホのアプリで行う。アプリを立ち上げると近くのOculus Goを検出するので、ペアリングする。以降はガイドに沿って、Wi-Fiの設定、Facebookとの連携、コントローラーの使い方のチュートリアルなどを行っていけばよい。動画を駆使した丁寧なガイドなので、この段階でつまづく方は少ないだろう。

電源ボタンの場所まで、チュートリアルが行き届いている

まずはスマホとペアリングする

同梱されるコントローラーは手のひらにすっぽりと収まるサイズで、握りやすい。右手で持つか左手で持つかを最初に選択できる。

コントローラーの親指が当たる部分には、スワイプと物理的なクリックが可能なTouchサーフェス部分があり、さらにその下には戻るボタン、そしてその下にOculusボタンがある。戻るボタンは表面が丸く、Oculusボタンは平坦になっており、触感で識別できるようにしている。実際の誤操作もほとんどない。

同梱されるコントローラー。軽量で手に馴染むデザインだ

そして、人差し指が掛かるあたりにあるのがトリガーボタンだ。マウスでいうと左クリック的な使い方をすることが多い。コントローラーを動かすとポインターが移動するのだが、そのポインターがあたる部分をトリガーで引くことで選択したり、トリガーを押しながらコントローラーを動かすことでスクロールしたりできる。言葉で言うと難しいが、すぐに慣れる。

「Netflix」アプリを見る。目の前に大画面が表示される臨場感!

さて、ここからはいよいよ実際の映像を見てみよう。まずはNetflixだ。Oculus GoにはNetflixアプリがプリインストールされているので、アプリを起ち上げてIDとパスワードを入れるだけだ。

起動すると写真のようなバーチャル空間にコンテンツや設定画面が浮かび上がる

VR空間上に現れた画面に表示されたコンテンツの解像感は、テレビで言うとSD程度の印象。フルHDはおろか、720p程度にも足りない。クリアでキレのある映像を求めるなら、4Kテレビで見たり、スマホやタブレットの画面を直接見た方が良い。

とはいえVRヘッドセット同士の比較で言うと、一昔前の、高性能なPCの助けを必要とするデバイスと比べても解像感は上だ。画素構造が編み目のように見えてしまう「スクリーンドアエフェクト」も、ないとは言わないが、かなり巧く抑え込まれている。

では画面周辺部の、レンズ収差による滲みや歪みはどうかというと、これも「ないことはない」が、それほど気になるレベルではない。これだけのクオリティの映像が23,800円で手に入るというのは、良い時代になったものだ。

それに、しばらく見ているうちに、解像感の足り無さは、それほど気にならなくなる。それより「目の前に大画面が表示される臨場感」の方が上回るのだ。端的に言うと、真っ暗な部屋で大画面スクリーンを観る感覚が手軽に得られる。

さらにスタンドアローンなので、ケーブルの長さや引っかかることなどを心配しなくてよいのが素晴らしい。寝転びながらでも目の前に画面が表示される、怠惰な視聴スタイルが実現するのだ。最高だ。

寝転んで映像を視聴するのは、スマホでもできないことはないが、これをやると、スマホを持つ手が次第にダルくなってくる。Oculus Goなら被るだけなので、仰向けでもOK。究極にダラけた体勢での映像視聴が可能となる。

このような廃人同然の究極にダラけた視聴スタイルも実現する

ちなみにNetflixの場合、デフォルトのモードはリビングのような部屋の中にスクリーンがあり、そこに映像が映し出される。豪華で片付いたリビングにワープし、そこで映画を見ているような感覚が味わえ、この演出も悪くない。

またNetflixアプリでは、画面の左上を見上げると表示されている「VOID THEATER」を選ぶと、この演出を止めて、映像だけを表示するモードにすることもできる。映像だけのモードでは、画面の大きさ、位置などを自由に変更できる。画面の端が視界に収まりきらない大画面にしたりすることもできるし、そうすると映画館の前の方でスクリーンを眺めている感覚に近づく。

AmazonもDAZNも見られるが、日本語が入力できない…

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