HOME > レビュー > 最新ラズパイ「Raspberry Pi 3 Model B+」はココが違う!従来モデルからの進化点を検証

海上忍のラズパイ・オーディオ通信(42)

最新ラズパイ「Raspberry Pi 3 Model B+」はココが違う!従来モデルからの進化点を検証

公開日 2018/03/27 08:00 海上 忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

USBストレージからシステムを起動できる「USBブート」にデフォルトで対応することも、ラズパイ3+における変更点の一つだ。ラズパイ3では、CPU内蔵のワンタイムROM(OTP/One Time Programmableメモリ、一度書き込むと元に戻せない)に情報を書き込まなければUSBブートは利用できないが、ラズパイ3+は工場出荷直後から利用できる。

Raspberry Pi 3と3+の比較
モデル名3 Model B3 Model B+
CPUコアCortex-A53(4コア)Cortex-A53(4コア)
CPUクロック1.2GHz1.4GHz
SoCBroadcom BCM2837Broadcom BCM2837B0
GPUBroadcom VideoCore IV
メモリLPDDR2 SDRAM 1GB
ストレージmicroSD
USBUSB 2.0x4
HDMIHDMI 1.3/1.4×1
LAN10/100BASE-T10/100/1000BASE-T
PoE対応×○(拡張ボード要)
オーディオ3.5mmステレオ
拡張ポートGPIO 40ピン
推奨電源5V/2.5A(USB micro-B)
大きさ85×56mm
重量45g

ラズパイ3+を「CASE 01」に装着してみると…

到着したラズパイ3+を実際に手に取り確認してみると、WEBで見ていた写真とはだいぶ印象が異なった。英国・element14製のパッケージは大幅に簡素化され、帯電防止袋に入れられず剥き出しの状態だったことにもビックリしたが、基板上の部品点数が大幅に減っていたこと、電源周りのパーツ構成が一新されていたことには改めて驚かされた。

音に影響がありそうなのは後者、電源周りの変更だ。ラズパイ3はスイッチングレギュレータIC(メーカー不明)とインダクター、チップコンデンサーにより構成されていたが、ラズパイ3+ではMaxLinearの電源管理IC「MxL7704」を中心とするデザインに変更されている。オシロスコープで測定しないことにはわからないが、データシートに「A 100mA LDO provides a clean 1.5V to 3.6V power for auxiliary devices(100mAの低損失リニアレギュレータは補助デバイスに1.5〜3.6Vのクリーンな電源を供給します)」とあることからすると、期待はできそうだ。

micro-B端子上にある正方形のICが新採用の「MxL7704」だ

次ページラズパイ用ケース「CASE 01」も利用可能、だが…

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE