<連載:折原一也の“いまシュン!”ビジュアルプロダクト>

「君の名は。」UHD BDはこれで見る! 4万円で買えるソニーとパナソニックのプレーヤー比較視聴

折原一也

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2017年08月17日
2017年夏は4K/HDRのUltra HD Blu-ray(UHD BD)がアツく盛り上がるシーズンとなった。7月26日に発売された『君の名は。』はUHD BD同梱版(関連記事:「君の名は。」ブルーレイはこうして作られた −“映画の感動を封じ込める” 徹底したこだわりとは?)も発売され、そのためにUHD BDプレーヤー購入を検討している方も多いのではないだろうか。

今回はパナソニック「DMP-UB30」とソニー「UBP-X800」のUHD BDプレーヤー入門機2モデルを一斉視聴した

そんな方の購入候補としてまず挙げられるのは、実売価格約4万円台のUHD BDプレーヤー入門機、パナソニック「DMP-UB30」とソニーの「UBP-X800」だ。

取材のようす

パナソニックの「DMP-UB30」は「UB900」「UB90」と本連載のレビューでも高画質の評価を獲得してきたUHDプレーヤー群(関連記事1:どれを買うべき? パナソニックのUltra HD Blu-rayプレーヤー/レコーダー4モデル画質比較関連記事2:続々増えるUHD BDプレーヤー・レコーダー。パナソニック・シャープ・OPPOの4モデルを一斉比較!)から、さらにもう一段予算を抑えた普及機。原稿執筆時点では4万円を切り、3万円台前半で販売しているショップも確認できた。高画質回路は「4Kリアルクロマプロセッサ」で、「DMP-UB90」の仕様を引き継いでいる。実物を前にすると分かるが、幅320mmと非常にコンパクトで、設置スペースで見ると最近売れ筋の低価格BDプレーヤー級といったところ。

ソニー「UBP-X800」は約4万円で、パナソックと同じくエントリーモデルだが、日本国内向けモデルとしては同社初のUHD BDプレーヤーである(海外ではUBP-X1000ESという上位モデルが発売済み)。こちらは振動対策を施した独自開発のディスクドライブ、高剛性シャーシと、ソニーのホームシアター機器開発の流れを受けて作り上げられたプレーヤーという側面が強い。

両機のサイズ比較。パナソニック「DMP-UB30」は非常にコンパクト。ソニー「UBP-X800」は一般的なサイズ

薄型テレビでも常に先頭集団にいる2社のUHD BDプレーヤー入門モデルの実力は、果たしてどの程度なのか? 実機で画質を比較していこう。

なお、検証条件は以前の4社一斉視聴記事と同じく、薄型テレビには第三者のブランドとして東芝“レグザ”「Z810X」を選択。映像モードは『映画プロ』で視聴した。再生ソフトも『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ハドソン川の奇跡』のUHD BD盤で条件を揃えている。また過去の連載記事から引き続き、現行の日本におけるUHD BD再生機のトップエンドとなるパナソニック「DMR-UBZ1」を画質のベンチマークとして併せて視聴している。

■ストレートに画質を引き出すパナソニック、質感表現に迫るソニー

まず、パナソニックの「DMP-UB30」で『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観ると、スタンダードでストレートな画質といった印象だ。

「UBP-X800」はなかなか意欲的なモデル

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