<山本敦のAV進化論 第99回>

Lightning直結で“超軽量”ノイキャンイヤホンが実現。「JBL Reflect Aware」を聴く

山本 敦

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2016年07月20日
今回はJBLから発売されたLightning直結のイヤホン「Reflect Aware」をレビューする。アップルの次期iPhoneではイヤホン端子がなくなって、Lightning接続、あるいはBluetoothワイヤレスのいずれかが音楽リスニングのスタンダードになるとも言われているが、JBLの新イヤホンはLightning直結によるメリットを活かして、アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を乗せてしまったところが注目すべきポイントだ。

Lightning直結とアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載したJBLのイヤホン「Reflect Aware」

■「Lightning直結でノイキャン」のメリットとデメリット

Reflect AwareはiPhone/iPad/iPod touchと組み合わせて使えるMFi取得のイヤホンだ。iPod nanoの第7世代はLightning端子は備えているが、iOSではないので対象外になる。マイク付きリモコンの採用により、音楽再生操作やハンズフリー通話に対応。そのうえANC機能までリモコンから操作できる。

リモコン部にはデジタルアンプやノイズキャンセリング回路が搭載されているが、電源はLightning端子経由でiOS機器から供給されるので、イヤホン本体は約30gと非常に軽くなっている。

ハウジングの内側と外側にマイクを搭載したハイブリッドANC方式を採用している

イヤホン部には14.6mmの大口径ユニットを搭載。再生周波数帯域が10Hzから22kHz、DACも48kHz/16bit対応までとなる。インピーダンスは16Ω。

厚手でフィット感の高いイヤーピースによるパッシブなNC効果も高い

iOS機器に専用アプリ「My JBL Headphones」をインストールすると、ノイズキャンセリング機能の詳細設定やイコライザー機能がアプリからコントロールできるようになる。先行して発売された「EVEREST ELITE」シリーズのヘッドホン・イヤホンと共通のアプリになるが、ペアリングした機器に応じてアプリ上でそれぞれに対応する機能がアクティブになる仕組みだ。

ノズルは楕円形

キャリングポーチが付いてくる

今回はiPad Pro 9.7インチにつないでリスニングとハンドリングを試した。イヤホンをiPadのLightning端子につなぐだけで、イヤホン側に電源スイッチはない。

使用時はLightning端子がイヤホンで塞がれてしまうので、バッテリーを充電しながら音楽を聴くことができない。次期iPhoneではiPad Proシリーズから採用されているSmart Connect端子が採用されるとも言われているので、ここからiPhoneが充電できるようになれば課題が解決されるかもしれない。

■ノイズキャンセリングの効果はどれくらい?

iPadに導入したアプリを立ち上げる。画面はとてもシンプルな構成で、タッチ操作でANC機能のオン・オフが選べたり、イヤホンのマイクで外部音を取り込む「Ambient Aware」機能の強弱がHight/Mid/Low/OFFの4段階で切り替えられる。この機能自体はEVEREST ELITEシリーズでも使えるものだ。

My JBL HeadphonesアプリからNC効果の設定が可能

音質傾向をチェック

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