新機能「Handoff」も

アップルがiOS 8.1を公開 − カメラロール復活、iCloudフォトライブラリなど新機能も

ファイル・ウェブ編集部
2014年10月21日
アップルは、iPhoneやiPad、iPod touch向けの新OS「iOS 8.1」を提供開始した。

対象となる機器はiPhoneがiPhone 4s/5/5c/5s/6/6 Plus。iPadがiPad 2/第3世代/第4世代/Air/mini/mini Retina。iPod touchは第5世代のみが対応となる。iPad Air 2とiPad mini 3は発売時点からiOS 8.1を搭載する。

iOS 8.1は、クラウドと写真関連機能を強化した。また米国においては、アップルの決済サービス「Apple Pay」に対応した。

写真関連機能では、iOS 7までは存在してiOS 8でいったん姿を消した「カメラロール」が復活した。

また、新たに「iCloudフォトライブラリ」機能をベータ版として提供。ライブラリ全体をiCloudへ自動的にアップロードして保存し、使用しているすべてのデバイスからアクセスできるようにする機能。なお、この新機能提供に合わせて、icloud.comで「iCloud写真」が提供開始され、ウェブブラウザからも共有した写真の閲覧やダウンロードを行うことが可能になった。

iCloudフォトライブラリ(Beta)の設定画面

icloud.comで「iCloud写真」が提供開始された

なおiCloudフォトライブラリを使用していると、「カメラロール」や「自分のフォトストリーム」アルバムは利用できない。

HandOffという新機能も用意された。OS X Yosemiteと連携し、互いのデバイスで作成している書類を同期し、編集途中の書類やデータを、別のデバイスで仕上げるなどという使い方が可能になる。またデータも同期され、MacのSafariで閲覧しているページをiPhoneやiPadで即時に開いたり、途中まで書いたメールをiPadで仕上げたり、といったことができる。

iPhoneとiPad、Macの連携機能が充実している

HandOffに対応しているのはメールやSafari、Pages、Numbers、Keynote、マップ、メッセージ、リマインダー、カレンダー、連絡先など。

また、iOS 8.1デバイスとYosemiteの組み合わせでは、iPhoneに届いたSMSとMMSのテキストメッセージを、iPadやMacで送受信することができるようになった。

iPhoneに届いたSMSとMMSのテキストメッセージを、iPadやMacで送受信することができるようになった

iPadやMacで、iPhoneのインターネット共有を利用するInstant Hotspot機能も搭載。MacではWi-FiメニューのiPhoneの名前が表示され、選択するだけで接続が完了する。iPadからも、「設定」のWi-FiネットワークリストにiPhone名が表示され、これまでに比べて接続が容易になった。

MacのWi-FiアイコンからiPhoneへかんたんに接続できるようになった

そのほか、様々なバグ修正や改善も行われている。

“メッセージ”Appでは、検索結果が表示されないことがある問題、開封済みメッセージが開封済みにならない問題、グループメッセージの問題などを修正。そのほかSafaridでビデオが再生されないことがある問題を修正したほか、PassbookパスのAirDropサポート追加なども行われている。

また一部のベースステーションに接続した際に発生するWi-Fiパフォーマンスの問題、Bluetoothハンズフリーデバイスに接続できない問題、画面の回転が機能しなくなる問題が修正された。そのほかアクセスシビリティ関連の機能改善と修正も行われている。

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