【特別企画】4Kのパイオニアがまた新技術を投入

4K新サービスで先行する「ひかりTV」。HDRやIP放送の実力を鴻池賢三がチェック!

鴻池賢三

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2016年02月25日


2014年10月、商用として国内初となる4K画質のVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを開始した「ひかりTV」。その先進的な取り組みはスピードを緩めることなく、2015年11月には、またもや業界初となる4K-HDR VODサービス、4K-IP放送とスマホ向け4K-VODのサービス開始したほか、スマートフォン向け4K-VODのサービスのHDR対応も今後予定しており、その勢いは止まらない。

今回は、そんな4K時代を牽引するパイオニアとして存在感を高めている「ひかりTV」を運営しているNTTぷらら本社に訪問し、4K-HDR VODサービスと4K-IP放送を体験してきた。

■ひかりTVの4K HDR/4K IP放送とは?

今回体験したのは、新しい「4K-HDR VODサービス」と「4K-IP放送」の2つ。

ひかりTVのトップメニュー画面

改めて説明しておくと、VODとはVideo On Demand(ビデオ・オン・デマンド)の略で、視聴者が好きな時に好きな作品を再生開始できる、いわばレンタルビデオ的なサービス。ひかりTVでは2014年に4K画質の提供を開始し、現在ではオリジナル作品やNHKオンデマンドをはじめとするテレビ局など各社制作のドキュメンタリー、映画、ドラマ、バラエティ、スポーツ、音楽など約600本(2016年2月現在)もの4Kビデオをラインナップするに至り、その上さらにHDR制作コンテンツが加わった格好だ。

STBを使用すれば、ひかりTVチューナーを内蔵していない4Kテレビでもサービスを利用可能

現在HDR作品は、オリジナル制作のビデオ素材を中心に、10作品が視聴可能。HDR対応の4Kテレビでは、「ビデオ」のメニュー画面に、「HDR」という項目が設けられ、絞り込むことも出来る。

ジャンルなどでソートでき、4KのHDR対応作品だけを絞り込むなどといったことも可能

IP放送とは、Internet Protocol(インターネット プロトコル)、つまり、インターネット回線を経由する放送。電波を用いた放送と同様に、放送側が編成したプログラムに従って番組が流れる。

ひかりTVでの4K IP放送の番組表。考え方としては地デジのテレビ放送と同じように各チャンネルで様々な番組が次々に放送されている

現在、4Kで放送しているチャンネルは2つある。1つは総合編成の「ひかりTVチャンネル 4K」。ドラマ、ドキュメンタリー、映画、音楽、スポーツほか、「ルミネtheよしもと」のお笑いライブ中継も行う。

地デジで放送された番組が4Kで見られるというケースも

もう1つの「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」は、株式会社ネットネイティブが運営する日本最大級の女性向けサイト「モデルプレス」と連携した最新のエンタメ情報、ファッション、美容などのライフスタイル情報を発信するニュース専門チャンネル。朝10時から深夜まで放送があり、365日スタジオから生放送を実施するという積極的な内容からも、ひかりTVの注力ぶりがうかがえる。

「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」チャンネルでは主にエンタメ情報を発信

■ひかりTV 4K HDRの画質をチェック!

現在視聴可能な4K-HDRコンテンツは、ひかりTVがオリジナルで制作した番組4作品、NHKエンタープライズが制作した番組2作品を含む計10作品。これらはいずれもワイドレンジで撮影され、HDRグレーディングされたものだ。因みに、撮影にはソニーのシネマ用カメラF65/F55、パナソニックのAG-DVX200、ArriのAMIRAなどが用いられているという。

IP放送には“4Kの実力を堪能できる”独自コンテンツ

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