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集中連載「ハイレゾ聴き方ガイド<第4回>

「ハイレゾ」をすべての音楽ファンへ − パナソニックの“ハイレゾ全方位戦略”を知る

2015/11/02 ファイル・ウェブ編集部
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BDレコーダー“DIGA”

パナソニックのハイレゾワールドで忘れてはならない存在がBDレコーダー「DIGA」です。DIGAの一部モデルは、ネットワークオーディオにおけるミュージックサーバー(NAS)機能を持っています。DIGAにハイレゾ音源をコピーして、TechnicsやPanasonicのネットワークプレーヤーから再生することができるのです。

さらにDIGAは、e-onkyo musicで購入した楽曲の自動ダウンロード機能にも対応。これまでパソコンから購入したハイレゾをNASに手動でコピーする必要がありましたが、DIGAでは初期設定だけすませれば購入した音源が自動で内蔵ハードディスクにダウンロードされます。DIGAがあればNASを買い足す必要もなく、さらには手軽にハイレゾ再生を始めることができるのです。

2014年モデルからは、DIGAをNASとして使える機能も搭載している

Panasonicのハイレゾオーディオ製品は、まさにハイレゾを身近にしてくれます。ハイレゾの良い音を、身構えずに使える操作性で手軽に楽しませてくれる。この点はPanasonicが誇る特徴と言えるでしょう。

ハイレゾオーディオの楽しみ方と各ブランド&ラインナップが担う役割

TechnicsとPanasonic、各ブランドのラインナップを確認してきました。ハイエンドオーディオからミニコンポ、ヘッドホンまで、非常に幅広い製品があることがおわかりいただけたかと思います。製品の価格やスタイルは様々ですが、各製品には冒頭に述べたパナソニックのオーディオ技術、デジタル技術が一貫して用いられていて、ハイレゾを本来の音質で楽しむことができます。

ハイレゾは、ハイエンドオーディオファンだけのものではなく、全ての音楽ファンがその豊かな情報量を享受するべきである − そんなメッセージをTechnicsとPanasonicのラインナップから感じることができると思います。

ハイレゾに興味を持ったことがきっかけにオーディオを始める方、オーディオをずっと楽しんできたけれどハイレゾはこれからという方、そしてハイレゾを究めたいという方。それぞれに最適なオーディオを提供してくれるのが、パナソニックのハイレゾワールドと言えるのではないでしょうか。

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