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集中連載「ハイレゾ聴き方ガイド」<第2回>

これさえわかればOK。ハイレゾ再生の“イロハ”をパナソニック「SC-PMX100」でおさらい

2015/10/01 ファイル・ウェブ編集部
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タブレット+アプリが実現する快適な再生操作

ネットワーク再生の直感的な操作の要となるのが、タブレットやスマートフォンと、それらにインストールする操作アプリです。PMX100では、パナソニックが専用に用意したスマホ・タブレット用操作アプリ「Panasonic Music Streaming」を使って操作を行います。

「Panasonic Music Streaming」の画面。直感的な操作はもちろん、アルバムアートも大きな表示で楽しめます

今回はタブレット版の「Panasonic Music Streaming」で、その使い方の基本を紹介しましょう。なお、タブレットもホームネットワークに接続しておく必要があります。

再生までの基本的な流れですが、まずはアプリを立ち上げ、再生先として「PMX100」を選択します。次に再生元となるNASを選びます。するとアプリからNASに保存した音楽ライブラリ(膨大な音楽ファイル群)をブラウズ(閲覧)したり、選曲したりすることができます。再生したい曲を選んで、プレイリストに追加していきましょう。再生を行いながら曲を追加することができますので、再生中の音楽を楽しみながら、次に再生したい曲をプレイリストに追加していくのもよいでしょう。

「Select Speaker」からDLNAに表示されているPMX100(panacなどと表示されます)を選択

次に「Music Source」から再生したい音源を保存したNAS(この場合は「HLS-540F49」)を選択


NASを選ぶと「アルバム」「アーティスト」「ジャンル」などの項目が表示されるので、それぞれの項目から再生したい楽曲を探します。楽曲の右側に表示されたボタンを押すと、プレイリストのどの位置に楽曲を加えたいか選べます

再生中の画面。左側の楽曲リストが「プレイリスト」で、ここに再生しながら楽曲を追加できます。再生している楽曲にジャケット画像が埋め込んであれば、画面右側に大きくジャケット画像を表示できます

プレイリスト再生では、ハイレゾ音源もCDリッピング音源も、MP3などのデータ音源も、分け隔てなく並べて再生することができます。数千枚のCDから1枚を探し出すのは苦労しますが、アプリを使えばあっという間にお目当ての曲にたどり着くことができ、CDを入れ替える手間もありません。この快楽を味わってしまうと、なかなか後戻りできないのでぜひ一度実際に試してみてください。

PMX100ならば様々なスタイルでハイレゾを楽しめる

ここまではPMX100でハイレゾ音源を聴くための手段を紹介してきましたが、音楽好きの皆様ならば当然ハイレゾ以外のソースもたくさん聴かれることでしょう。その点PMX100は、CD再生はもちろん、BluetoothやAirPlay再生にも対応していますので、今まで集めたCDも、続々とサービスが始まっているストリーミングサービスも手軽に、かつ良い音で聴くことができます。

◇◇◇


ひとくちにハイレゾと言っても様々なファイル形式やスペックがあり、さらに聴くための手段もいろいろとあります。PMX100ならば、今配信されているほとんどのハイレゾを、視聴スタイルやシチュエーションに合わせて様々な方法から選んで聴くことができます。ハイレゾの魅力のイロハを味わうためには、PMX100はうってつけのオーディオシステムなのではないでしょうか。

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