場所はJDIの石川工場

ソニー・パナソニックらの統合事業JOLED、有機ELディスプレイ開発拠点を来春設立

編集部:杉浦 みな子
2015年08月04日
産業革新機構(INCJ)、ジャパンディスプレイ(JDI)、ソニー、パナソニックの4社が設立した統合会社「JOLED(ジェイオーレッド)」は、有機ELディスプレイの開発拠点を来春に設立する。場所は石川県にあるジャパンディスプレイ石川工場を借りる形となる。

JOLEDは、ソニーとパナソニックの有機EL事業を母体とし、有機ELディスプレイパネルの量産開発加速および早期事業化を目的として今年1月に設立された。ソニー/パナソニックが持つ有機EL成膜技術や酸化物半導体技術、フレキシブルディスプレイ技術等を、JDIが培ってきたディスプレイ技術と融合することで、有機ELディスプレイ分野におけるリーディングカンパニーを目指す(関連ニュース)。

JOLEDの概要

同社の有機ELは、印刷方式を採用する。その要素技術はこれまで通り同社 京都工場で行うとのことで、来春に新設する石川工場はパネルの量産技術を確立していくための研究開発施設と位置づけている。

有機ELは印刷方式を採用。ソニーとパナソニックで蓄積した技術を用いる

2016年に開発拠点を設立し、2017年頃にはメーカーへの試作品提供開始を目指す。そこから量産ラインを確立し、実際に製品の出荷を開始するのは2018〜2019年頃と同社は見ている。

また、同社では有機ELの高画質を活かせるパネルの開発に取り組むとしており、具体的には中型以上のタブレット/ノートPCやサイネージなど向けに製品開発を行うとしている。

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