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ブラウザ経由での遠隔操作やスマホでの操作にも対応

パナソニック、回転台一体型の4K対応ビデオカメラ「AW-UE70」

公開日 2015/08/19 18:55 編集部:小野佳希
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パナソニックは、ブライダルやホール等での使用を想定した、回転台一体型の4K対応ビデオカメラ「AW-UE70」を10月に発売する。ブラックとホワイトの2色を揃え、価格は68万円(税抜)。

AW-UE70

放送局のニューススタジオ用定点カメラをはじめ、ブライダルやホール、講義室の撮影カメラなどでの使用を想定し、4K(UHD:3840×2160)映像をHDMIとLAN、USBで出力することが可能。1/2.3型MOSセンサーの採用とDSPによる高度な映像処理により、高感度、高解像度を実現したとしている。

3つのズームレンズと1つのフォーカスレンズが同時に独立して駆動する、4ドライブレンズシステムを搭載。4つのレンズ群が別々に駆動するため、それぞれのレンズの大きさと駆動域を効率的に抑えることができ、高画質・高倍率ズーム機構とボディの小型化を両立したとしている。

ズームは最大光学20倍ズームと超解像30倍ズーム(4Kモード時は22倍)に対応。加えて、4Kのフォーカスアシストとしても使用できる1.4倍、2.0倍、4.0倍、6.0倍、8.0倍のデジタルエクステンダーズームも搭載している。

出力端子はHDMI、SDI、USB、LANの4種類を装備。HDMIだけでなくLANやUSB、そしてIP伝送を使った4K映像出力へも対応している。なお、IP伝送での4K映像出力については、最大毎秒30フレームのIP映像出力が1ch可能。フルHD画質では、最大毎秒60フレームのIP映像出力が行える。加えて、1カメラあたり最大4chでのマルチストリーミング出力(H.264配信)と、14端末までの映像伝送に対応している。

また、ウェブブラウザーを用いて遠隔地からのカメラ制御なども可能。Windows/MacやiPhone、iPad、Androidなどのモバイル端末からもIP映像のモニタリングやカメラのリモート制御を行うことができる。

PoE+規格対応のネットワーク機器(IEEE802.3at準拠)に接続することで、LANケーブル(イーサネット)経由での電源供給が可能。これによって電源工事、電源ケーブルの配線が不要になり、施工時の省線化や施工コストの低減を実現するとしている。

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