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<特別企画>AVINITY連続レポート第1回  HDMI&アンテナケーブル画質編

アンテナケーブルでテレビの画質が激変した! − 独AVINITYのケーブルを検証

2013/09/24 折原一也
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HDMIケーブル「AY-HDMI-HE」の画質を確認するための視聴システムには、BD再生機としてパナソニックのBDレコーダーのハイエンドモデル「DMR-BZT9300」を、ディスプレイにソニーの4K液晶テレビ「KD-65X9200A」(65型)を用意。微細な映像信号の変化がリニアに画質に影響する最新・最上の環境を整えた。

取材には、ソニーの4Kテレビ「KD-65X9200A」にパナソニックのBDレコーダー「DMR-BZT9300」の間をAVINITYのHDMIケーブルで接続した

■正確かつ豊かな色再現が映像全体に立体感を与える

まず、映画BDで基本画質を確認する。4Kマスターを用いた高画質BD『007/スカイフォール』のチャプター25を再生すると、映像のキレ味と立体感に感心させられる。普段取材で使用している同価格帯のHDMIケーブルと比較しても、ジェームス・ボンドの着ているスーツのストライプ柄のコントラストが際立ち、立体感が増している。

「AY-HDMI-HE」で画質検証の定番シーンであるBD『007/スカイフォール』のチャプター25を視聴。その効果はすぐに確認できた

そして色の分解能が高い。この色再現が、映像に鮮度とキレの良さを与えているのだ。映像全体のシャープネスや輝度情報に大きな変化に与えるのではなく、正確な色情報を再現することで精緻な描写を可能にしている。

アニメBDはどうだろうか。劇場アニメBD『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』から、後編ディスク・チャプター2の劇場版オープニングを視聴する。冒頭で黒の背景バックに描かれる青、黄、赤、そしてCGの光の純度の高い伸びにすぐ気がつく。その後のシーンでは、主人公がの背景に広がるピンク色が、AVINITYのHDMIケーブルではより深く、階調滑らかに再現される。

オープニング全体のアニメーションを通して、比較対象とした同価格帯のHDMIケーブルでは甘かった線画の描写が、AVINITYではよりクリアに引き締まる。椅子に座った主人公二人の映し出される場面では、グリーンの輝きのちがいがひと目でわかる。実写とは異なる質感のアニメの映像だからこそ、個々の色の描き分けに曖昧さがないこと(色解像度が高いこと)が際立つ。AVINITYのHDMIケーブルを用いた際に、映像が引き締まったような感覚を覚えるのは、そのためだ。

BDレコーダーに「AY-HDMI-HE」を接続したところ。接続は安定感が高い

テレビ側に接続したところ。プラグは比較的大型だが、テレビ背面の端子にも問題なく接続できた

AVINITYのHDMIケーブルの画質は、何より色の発色が鮮やかだ。そして、映像ソースの持つ極めて微細な映像信号までも伝達するピュア志向のケーブルであると言える。また、癖や強調感がないことも特筆しておきたい。筆者の知る限りでは、1mで2万円程度という価格帯のHDMIケーブルとしては抜きんでた映像を、このケーブルは再現してくれた。見るからに安定性の高い頑強なプラグやケーブルから考えても、そのコストパフォーマンスは高い。

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