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進化したカメラ性能を「Xperia Z」「iPhone 5」と比較

<IFA:レビュー>ソニーの最新・最上位スマホ「Xperia Z1」ハンドリングレポ

公開日 2013/09/05 18:20 折原一也
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■クラウドサービスとの連携を強化したコンテンツ再生機能

Xperia Z1では、音楽、動画、静止画の視聴・閲覧機能とソニーのクラウドサービスとの連携が大きく強化された。本体に標準で内蔵される「WALKMAN」「ムービー」「アルバム」の各アプリが、それぞれ「Music Unlimited」「Video Unlimited」「Play Memories」のサービスに融合され、クラウドサービス上のコンテンツをローカルに保存したコンテンツと区別なく表示して、すぐに再生可能になることにも注目したい。

新しい「Walkman」のトップページ。「Music Unlimited」をスマホ内に保存した音源とシームレスに試聴できる

「Music Unlimited」の「チャンネル」に「Walkman」アプリから直接アクセスできるようになった

例えば、AVファンにはお馴染みの月額980円の定額音楽配信サービス「Music Unlimited」は、「Walkman」アプリの一等地とも呼ぶべきトップページからアクセスできるようになっており、契約済みであればすぐ「チャンネル」に表示して再生できる。また、ジャンル別のプレイリスト再生機能や検索機能まで、「Walkman」アプリから利用できるように完全に統合された。

「プレイリスト」に追加した曲は自分と曲と同じようにアクセス可能。しかもダウンロードしての再生もできる

また、新しい「Walkman」アプリでは、「プレイリストダウンロード」機能が新たに用意され、ローカルキャッシュも簡単に行えるようになった。「プレイリスト」は「Walkman」アプリの最上位カテゴリーとしてアクセスでき、かつ本アプリの中に直接キャッシュする仕様になったことで、「Music Unlimited」の楽曲と本体に直接転送した楽曲とをシームレスに試聴できるレベルにまで融合している。

Xperia Z1の実機を手に取ってハンドリングしてみると、その充実ぶりが改めて理解できる。ハードウェア面では本体の持ちやすさやスマートフォンの常識を超えるカメラ性能、ソフトウェア面ではクラウドサービスとの統合の推進と、多岐にわたる進化を遂げている。現時点では日本での発売時期は未定だが、日本でも発売されることは確実なので、今後の続報を期待して待ちたい。

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