リンDSとのネットワーク再生聴き比べも

【レビュー】マランツ「NA-11S1」&ラックスマン「DA-06」 − DSD対応の注目ハイエンドDACを聴き比べる

山之内 正

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2013年03月08日
■注目のハイエンドDAC マランツ「NA-11S1」とラックスマン「DA-06」

マランツは昨年フラグシップの「11シリーズ」を5年ぶりに更新し、ピュアオーディオの最先端技術をさらに一歩前に進めた。今年は同社の創業60周年を機に次世代オーディオの核となるUSB-DAC/ネットワークオーディオプレーヤー「NA-11S1」(関連ニュース)を発売し、Hi-Fiのメインストリームに重要な一歩を刻んだ。

MARANTZ「NA-11S1」

「NA-11S1」の背面端子

一方、ラックスマンの創業はマランツよりもさらに30年近く遡る。オーディオ専業メーカーとしては世界的に見ても最古参に位置する同社だが、デジタルオーディオの最前線を切り開く進取の気性にも富み、最新モデル「DA-06」(関連ニュース)ではUSB-DACの新しい地平を切り開いてみせた。

LUXMAN「DA-06」

「DA-06」の背面端子

この2つの製品はどちらも日本の古参オーディオメーカーが総力を結集して開発した力作だが、NA-11S1がネットワーク再生を核にした多機能モデル、DA-06は単機能のD/Aコンバーターという具合に製品コンセプトは大きく異なっている。

一方、価格と発売時期が近いため、ハイエンドのUSB-DACとして両機がライバル関係にあることも事実だ。そこで、PCMとDSDの各音源を用いてNA-11S1とDA-06を聴き比べようというのが、この記事の第一のテーマだ。ちなみにもうひとつのテーマは、NA-11S1のネットワーク再生に焦点を合わせ、同分野のリファレンス的存在であるリンのDSとの比較を試みることだ。

■まずはDSD音源を2機種で聴き比べ

2機種の概要はニュースなど他のページで紹介済みなので、ここでいきなり本論に入ることにしよう。

音質の違いは?

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