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マイクメーカーとしてのノウハウを活用

オーディオテクニカ、初心者でも使いやすいコンパクトUSBミキサー「AT-UMX3」

公開日 2024/02/15 15:27 編集部:成藤 正宣
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オーディオテクニカは、動画配信初心者でも使いやすい操作性を追求した同社初のUSBオーディオミキサー「AT-UMX3」を2024年2月22日に発売する。価格はオープンだが、同社直販サイトでは税込19,800円にて取り扱う。

「AT-UMX3」

これから動画のライブ配信を始めたいという初心者にも分かりやすいシンプルな操作性を追求しつつ、設計技術/音質評価にマイクロホンメーカーとしての同社のノウハウを活かすことで、熟練ユーザーにとっても最適なツールに仕上げたとするUSBミキサー。端子を背面に集中配置したコンパクトな設計により、デスク上で邪魔になりにくい配慮もしている。

マイクメーカーのノウハウを活かしつつ、初心者でも使いやすい操作性、デスク上で邪魔になりにくいコンパクトさを追求

専用ドライバーソフトウェアのインストールなど複雑なセットアップは不要で、USB Type-Cケーブルを使いデバイスと接続するだけで使用可能。Windows/macOSはもちろん、iOS/iPadOS/Androidデバイスにも対応し、主要なライブ配信アプリやチャットアプリと組み合わせることができる。なお、スマートフォン/タブレットで使用する場合は、市販のUSB電源アダプターから給電用USB Type-C端子への電源供給が必要となる。

音声入力端子として、マイク入力(XLR/TRSコンボジャック)、エレキギター対応の6.3mm LINE入力(Hi-Z)、ステレオ対応の6.3mmLINE入力×2(L/R)を搭載。コンデンサーマイクの動作に必要な48Vファンタム電源の供給にも対応する。音声出力端子は3.5mmステレオミニを搭載する。

ファンタム電源対応のマイク入力、2系統のLINE入力、USB端子×2(データ/電源供給)を背面に搭載

高性能なA/Dコンバーターにより、入力した音声は最大192kHz/24bitで伝送可能。楽器とマイクの音をミキシングして『弾き語り』『歌ってみた』配信をしたり、ループバック機能によってUSB接続したデバイスの再生音と入力音声をミックスして配信に流すといった使い方ができる。また、入力した音声を遅延なしで確認できるダイレクトモニターにも対応する。

コントロールパネルには、マイク入力/LINE入力/USB入力/3.5mmヘッドホン出力の音量ダイヤルを独立して配置し、それぞれ個別に調整可能。マイクミュート/ループバック/モニター機能のオンオフをワンタッチで切り替えられるスイッチも備える。

また、スマートフォンやWi-Fiルーターといった周辺の電子機器や、外部接続先から発生するノイズの悪影響を抑える設計も採用。特殊なフィルタ回路と金属板による機構的なシールド設計を施し、ノイズに強いクリーンな配信を実現するとしている。

外形寸法は127W×44H×131Dmm、質量は334g。USB Type-C to Type-Aケーブル(1.5m)、USB Type-A to Type-C変換アダプターが同梱する。

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