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iPhone 14 Pro/Pro Maxのロック画面も強化

「iOS 16.2」配信開始。カラオケ機能「Sing」や新アプリ「フリーボード」、バグ修正も

公開日 2022/12/14 08:47 PHILE WEB編集部
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アップルは、iPhone向けの新OS「iOS 16.2」を無償で配信開始した。

iOS 16.2では、先日アップルが発表していた、Apple Musicのカラオケ機能「Apple Music Sing」に対応。Apple Music内の数百万曲が対応しており、ボーカル音量をスライダーで調整し、好みの音量で歌うことができる。音節に合わせて歌詞を表示する機能も強化し、楽曲の進行をより正確に追うことができるようになった。

また、新アプリ「フリーボード」も追加。友人や同僚とクリエイティブに作業するためのアプリで、複数人でキャンバスにスケッチしたり、ファイルや画像、付箋などを追加できる。iPhoneだけでなくMac、iPadも対応している。

さらに、iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxのロック画面にも修正が加えられた。常時画面表示オン時に壁紙や通知を非表示にできる設定を追加したほか、睡眠ウィジェットで最新の睡眠データを確認したり、リマインダーを表示しスケジュールにアクセスすることなどが可能となっている。

そのほか、Game Centerでも、マルチプレイヤーゲームがSharePlayに対応。FaceTimeで通話中の相手と一緒にプレイすることなどが可能になった。またアクティビティウィジェットを使って、ホーム画面から友人がプレイしているゲームや、その達成状況を確認できるようになった。

ほかにも機能改善は行われており、「メッセージ」アプリの検索では、犬、車、人物、テキストなどの写真の内容に基づいて写真を検索可能になった。

また「IPアドレスを公開」設定で再度読み込むと、SafariでiCloudプライベートリレーのユーザーが特定のサイトでサービスを一時的に無効にすることもできるようになった。「メモ」アプリでは、参加者カーソルによって、ほかの人が共有メモをアップデートしている箇所をライブで表示可能にした。

ほかにも細かいが重要な点として、AirDropの設定が10分経過すると自動的に“連絡先のみ”に戻るようになり、希望しない相手からのコンテンツの受信リクエストを防止できるようになった。さらに、iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化も行われた。

そしてバグ修正では、アップデート後に一部のメモがiCloudと同期できなくなる問題、日本語キーボードでの入力中にVoiceOverで変更を認識できないことがある問題を修正した。

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