iOS 8.4へのアップデートが必要

「Apple Music」国内でサービス開始 − “数百万曲”用意、月額980円で聴き放題

編集部:風間雄介
2015年07月01日
アップルは、定額制音楽配信を中心とした新たな音楽サービス「Apple Music」を、本日7月1日から、国内でもサービス開始した。米東部時間6月30日から世界100カ国以上でサービスを始めており、国内でも同時にスタートした。

アプリ配布開始当初は「3千万を超える曲数」と表示されていた

プランは「個人メンバーシップ」の980円と「ファミリーメンバーシップ」の月額1,480円

Apple Musicは、月額定額制で楽曲を何度でも自由に聴ける定額制音楽配信サービス、無料のラジオサービス「Beats 1」、手元にあるライブラリーのクラウド管理、および著名アーティストとの交流機能などを統合した、新たな音楽サービス。楽曲数については、アプリ配布当初は、最初にミュージックアプリを立ち上げたときに「3千万を超える曲数」と日本語で表記されていたが、その後公式サイトでは「数百万曲以上」と表記が修正された。

サービスには3ヶ月の無料トライアル期間が用意されており、3ヶ月間はApple Musicの全サービスが無料で利用できる。

無料トライアル後の利用には、Apple Musicへの会員登録が必要。Apple Musicライブラリーの聴取、楽曲のリコメンドなどを行える「個人メンバーシップ」は月額980円、最大6人のメンバーがそれぞれのデバイスでApple Musicを楽しめる「ファミリーメンバーシップ」が月額1,480円。

なお、著名アーティストが投稿するApple Musicの交流機能「Connect」の一部機能と、著名アーティストやDJが選曲するラジオステーション「Beats 1」は、Apple Musicの会員登録を行わず、Apple IDでサインインするだけで利用できる。

Apple Musicは、iPhone/iPad/iPod touchなどのiOS機器、Apple Watch、Mac、Windows PCで利用できる。サービスの利用開始にあたって、iOS機器については本日提供開始されたiOS 8.4に、Mac/Windowsは最新のiTunesにアップデートする必要がある。またApple Watchでは、ペアリングしたiPhoneからアップデートすることで利用開始できる。さらに、2015年秋にはAndroidスマートフォンでも利用可能になる予定だ。

iTunes上では、Apple Musicでストリーミング提供される楽曲と、すでにiTunesに取り込んでいる音源(iTunes Storeでダウンロード購入した楽曲やCDリッピングした楽曲)を統合したライブラリとして管理できる。ローカルライブラリとApple Musicのライブラリの両方を横断しての楽曲検索も可能だ。

「Apple Music」のライブラリを再生できる「New」画面

また、Apple Musicを利用開始するとiTunesライブラリ全体がiCloud上に置かれ、ローカルのiTunesライブラリとApple Musicのライブラリが自動比較される。Apple Musicにない楽曲はアップロードされ、全ライブラリがストリーミング試聴できるようになる。

さらにApple Musicのストリーミング提供楽曲は、ローカルに保存してオフライン時に試聴することも可能だ。

Apple Musicの大きな特徴として、プレイリストを含む強力なレコメンド機能と、アーティスト連携機能が挙げられる。

レコメンド機能では、バブル状のアイコンから好みのジャンルを選択するなどの操作で、お薦めのアーティストや楽曲が紹介される。レコメンド機能はアルゴリズムによってユーザーの嗜好を学習し、より好みの楽曲をお薦めしてくれるという。

レコメンド機能は「For You」という部分から利用できる

プレイリストについては、アップルのエキスパートが豊富な音楽知識を元に作成したものが提供される。このために同社は、音楽ジャンルごとに専門のエキスパートチームを用意した。

ネットラジオの名称は「Beats 1」。アーティストのインタビューやゲストによる楽曲紹介、ニュースなども提供される。ラジオの中心となるのはBBC Radio 1などでもディスクジョッキーを務めたZane Lowe氏などで、著名アーティストが参加する。

Beats 1。世界中から様々な番組を届ける

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