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グループFaceTime通話も

アップル、「macOS Catalina 10.15.5」提供開始。バッテリー管理機能追加、バグ修正多数

2020/05/27 編集部:風間雄介
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アップルは、Mac向けのOS「macOS Catalina 10.15.5」を提供開始した。

10.15.5では、ノート型Macのバッテリー寿命を最大限に延ばすため、「バッテリーの状態管理機能」を追加した。バッテリーの状態も表示されるようになり、必要な場合はバッテリーの修理サービスを推奨するという。なお、バッテリー管理を無効にすることもできる。

そのほか新機能では、グループFaceTime通話で自動的に目立たせる機能を制御できるオプションを追加。発言した際にタイルのサイズが変わらないようにできる。

また、外部ディスプレイ「Pro Display XDR」を微調整する機能も追加し、ホワイトポイントと輝度を細かく調整することができるようになる。

10.15.5ではバグ修正も多数行われ、以下の問題が修正・改善されたと発表している。

・“リマインダー”で繰り返しのリマインダーの通知が送信されないことがある問題
・ログイン画面でパスワードを入力できないことがある問題
・アップデートのインストール後にも“システム環境設定”の通知バッジが消えない問題
・ビデオ会議アプリの使用後に内蔵カメラを使おうとすると内蔵カメラが検出されないことがある問題
・Apple T2セキュリティチップを搭載したMacコンピュータで、内蔵スピーカーが“サウンド” 環境設定にサウンド出力デバイスとして表示されないことがある問題
・Macがスリープ状態のときにiCloudフォトライブラリからメディアファイルをアップロードおよびダウンロードする際の安定性の問題
・RAIDボリュームに大容量のデータを転送するときの安定性の問題
・“アクセシビリティ”環境設定で“視差効果を減らす”設定をオンにしていても、FaceTimeグループ通話でアニメーションの動作速度が遅くならない問題

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