モバイル向けで初のチップレベル4Kサポート

クアルコム、4K再生/撮影対応のスマホ向け新プロセッサー「Snapdragon 805」

ファイル・ウェブ編集部
2013年11月21日
米クアルコムは、モバイル機器向けの新プロセッサーとして、4Kに対応した「Snapdragon 805」を発表した。システムレベルで4Kをサポートしている初のモバイル向けプロセッサーと同社では説明している。すでにサンプル出荷を開始しており、2014年前半に発売されるモバイル機器に搭載される見込み。

Snapdragon 805は4K動画や4Kグラフィックスをモバイル機器や4Kテレビで楽しめるように設計されており、新GPU「Adreno 420」は、これまでのものに比べグラフィックスの処理能力を40%高めた。またAdreno 420は、4Kレンダリング時の、ハードウェアでのテッセレーションやジオメトリー・シェーダーもサポートしている。

またHEVCのハードウェアデコーダーも備え、4K HEVC映像のデコードにも対応している。映像処理ではHQVもサポートしている。

CPU部分はクアッドコアの「Krait 450」で、1コアあたり2.5GHzでの駆動が可能。メモリー帯域も25.6GB/sと高速になっている。

通信部分は“Gobi”「MDM9x25」もしくは「MDM9x35」が受け持ち、LTEのカテゴリー4対応により150Mbpsのデータ転送が可能。さらに2ストリーム/デュアルバンドでIEEE802.11acに対応する「Qualcomm VIVE」仕様となっていることから、4K映像のストリーミング再生も可能にする。

クアルコムのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるMurthy Renduchintala氏は、「Snapdragon 805を搭載したスマートフォンやタブレットを使うのは、手のひらに4K動画や4Kグラフィックス対応のホームシアターを持っているようなものだ」と、その可能性をアピールしている。

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