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EFレンズ60本が使用可能。静止画専用

キヤノン、約1億2千万画素CMOSの一眼レフカメラを開発

2015/09/08 編集部:杉浦 みな子
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キヤノンは、有効画素約1億2千万画素のCMOSセンサーを搭載する一眼レフカメラを開発中であることを発表した。発売時期等の詳細は未定。

有効画素約1億2千万画素CMOSの一眼レフカメラ(試作機)

現行EOSシリーズのプラットフォームに、独自開発の高画素CMOSセンサーを搭載する静止画用の一眼レフ。同社がラインナップするEFレンズ合計96本のうち、60本のEFレンズが装着可能になるという。

約1億2千万画素という高画素撮影により、あたかも実物が目の前にあるような立体感あふれる写真の質感・空気感・臨場感の再現を追求し、ポスターなど大きいサイズでのプリント出力のほか、トリミングによる部分拡大でも十分な解像感が得られるようになる。

そのほかにキヤノンは、「映像表現の可能性をさらに拡大する次世代の映像機器」として、8K映像コンテンツの制作をサポートするCINEMA EOS SYSTEMの8Kカメラや、業務用8Kディスプレイの開発も同時に発表している(関連ニュース)。同社では、これまで培ってきた独自の映像技術により、動画・静止画の入力・出力機器を提供し、今後も映像文化の発展に貢献していくとしている。

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