キヤノン、新映像エンジン搭載機などコンデジ“PowerShot”“IXY”計8モデル

キヤノンは、高速AFや新映像エンジンDIGIC 6を搭載することで高画質化を図った“PowerShot G16”など、コンパクトデジタルカメラ“PowerShot”6機種と“IXY”2機種の計8機種を8月29日より順次発売する。

・PowerShot G16　￥OPEN（直販サイト価格59,980円）9月中旬発売
・PowerShot S120　￥OPEN（直販サイト価格49,980円）9月中旬発売
・PowerShot S200　￥OPEN（直販サイト価格34,980円）9月中旬発売
・PowerShot SX510 HS　￥OPEN（直販サイト価格27,980円）8月29日発売
・PowerShot SX170 IS　￥OPEN（直販サイト価格19,980円）8月29日発売
・PowerShot A3500 IS　￥OPEN（直販サイト価格11,980円）8月29日発売
・IXY 620F　￥OPEN（直販サイト価格23,980円）8月29日発売
・IXY 100F　￥OPEN（直販サイト価格14,980円）8月29日発売

■PowerShot G16

「PowerShot G16」は、モードダイヤルや光学ファインダーも備えRAW撮影にも対応するなどしたハイエンドモデル。有効約1,210万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、35mm換算で広角28mmからの光学5倍ズームに対応している。液晶モニターサイズは3.0型で、記録媒体はSDXC/SDHC/SDカードに対応している。また60pおよび30pでのフルHD動画撮影にも対応している。

AFアルゴリズムやメカ制御などの改善により、AF時間は0.10秒（広角端）とキヤノンコンパクト史上最速を実現。AFの高速化に伴い、撮影タイムラグも0.13秒（広角端）へと従来機種に比べ大幅に短縮している。また、フル画素で最速約12.2枚/秒の高速連写も可能。

新映像エンジンDIGIC 6を搭載。DIGIC 5搭載の従来機種比で最大約2.4倍の速さでノイズの処理を実施するとともに、高感度センサーとの組み合わせによる「HS SYSTEM」で、暗いシーンでもよりノイズを抑えた鮮明な写真を撮影できるとしている。

PowerShot Gシリーズとして初めてWi-Fiを介してスマートフォンやSNSなどへ写真を直接送れる機能を搭載。Twitterなどへは日本語での文字入力も行える。また、前述の新映像エンジンDIGIC 6による情報処理技術の向上により、60pのフルHD動画をWi-Fiで送信する際には、約12%のデータ量に圧縮し、スマートフォンなどにスピーディーに送信することが可能。

光学式手ブレ補正とDIGIC 6による電子式手ブレ補正を組み合わせた5軸手ブレ補正を搭載。上下や左右のブレに加えて、動画の歩き撮り時などの際に発生する回転軸、水平回転軸、縦回転軸のブレや画像の歪みを大幅に軽減させたとしている。

そのほか機能面では、複雑なマニュアル設定をしなくても簡単に星空や星の軌跡、さらには星の動きを動画で再現することが可能な、オート撮影機能「星空モード」や、一眼レフで撮影したような自然なボケ味を再現する「背景ぼかし」機能なども搭載している。