HOME > ニュース > 「kikippa イヤホン HERALBONYモデル」など体験できるポップアップイベント、4/15から。先行体験レポート

落合陽一氏登壇のプレス体験会が開催

「kikippa イヤホン HERALBONYモデル」など体験できるポップアップイベント、4/15から。先行体験レポート

公開日 2026/04/15 18:47 編集部:原田郁未
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)は、東京・有楽町の阪急メンズ東京1Fで、「kikippa イヤホン HERALBONYモデル」を始めとする同社製品を体験できるポップアップイベントを4月28日(火)まで開催している。

会場では、同社の“波動制御技術”を活かした製品群を展示。会場には同社の解説員が常駐し、一部製品は予約販売も行う。本稿では、一般公開に先立って実施されたプレス向け体験会の模様をレポートする。

東京・有楽町の阪急メンズ東京1Fのポップアップ会場

kikippa イヤホン HERALBONYモデル

同イベントの目玉となるのは、障害のあるアーティストによる作品の販売・ブランディングを手がけるHERALBONY(ヘラルボニー)とのコラボレーションモデルとして登場した「kikippa イヤホン HERALBONYモデル」だ。

kikippa イヤホン HERALBONYモデル

kikippaは、シオノギヘルスケアと共同で展開するオープンイヤー型イヤホンで、入力音声の一部信号に40Hzの振幅変調を加える独自の「ガンマ波サウンド」を搭載。“脳の健康習慣をサポートする音のテクノロジー”を用いた、認知機能の維持を意識した製品として展開している。

ヘラルボニーとのコラボモデルでは、障害のあるアーティストが手がけた作品デザインを採用した限定仕様を用意。

カラフルなドット模様が特徴の「イクツモノスタートチテン」、夜景の中で光る窓ガラスを思わせる「夜景」、黒い背景にカラフルな線が幾重にも重なる「迷路」の3種類をラインナップし、各1,000台、計3,000台の数量限定で販売する。原画データを本体に転写する工程上、1点ごとに表情が異なる点も特徴としている。

kikippa イヤホン HERALBONYモデル「イクツモノスタートチテン」

kikippa イヤホン HERALBONYモデル「夜景」

kikippa イヤホン HERALBONYモデル「迷路」

同製品の企画担当者は、「PxDT側の“老い”や認知機能低下に対する社会的な偏見を変えていきたいという思いと、HERALBONYが取り組む“障害のイメージ変容”という思想が重なったことが、今回の協業の出発点」とコラボの経緯を説明。

「日々の生活の中で自然に使うイヤホンを通じて、脳の健康習慣を取り入れるきっかけにしたい」と語った。

ポップアップ会場では実機を装着し、ガンマ波サウンドを体験できる。実際に記者が試聴したところ、音楽と同時に「ぶぶぶぶぶぶ」という振動音のような音が流れ、不思議な感覚を味わえた。

試聴楽曲には、ミュージシャン・haruka nakamura氏による「A Walk in Dialogue」を採用。同楽曲は今回のコラボモデルのために制作されたもので、kikippaのデザインに採用されたアートの制作風景から着想を得たという。

視聴機は通常モデル

製品説明では、背面に作家名や作品名を記すなど、単なる柄違いにとどまらない設計上のこだわりも紹介された。音を“聴く”プロダクトでありながら、アートを“身につける”ことが日常の動作と結びつくよう意識して作られていることがうかがえる。会場では予約販売も受け付けている。

波動制御技術を活かした製品を展示

また、会場ではkikippa以外にも、波動制御技術を活かした各種製品を展示している。

会話の“見える化”を担うコミュニケーション支援ツール「VUEVO(ビューボ)」と「VUEVO Display」は、独自開発のワイヤレスマイクを用い、誰が何を話しているかをリアルタイムに視覚化する製品。

パソコンやスマートフォンと接続して使用するVUEVOは、複数人会議における情報保障や議事録用途を想定している。

透明ディスプレイと字幕・翻訳を組み合わせたVUEVO Displayは、120以上の言語に対応。対面相手の表情やジェスチャーを見ながら自然に会話できる点を訴求し、すでに空港の窓口などでも導入が進んでいるという。

会場でのデモからも、単なる文字起こしにとどまらず、会話の流れや話者識別を含めた“対話の補助”を目的に設計されていることが確認できた。

Placeholder Image
VUEVO
Placeholder Image
VUEVO Display

「SonoRepro(ソノリプロ)」は、PxDTの超音波技術とアンファーの頭髪研究を組み合わせた家庭用スカルプケアデバイス。非接触で振動圧刺激を与える仕組みを採用し、1日1分の頭皮ケアを提案する製品だ。

ポップアップ会場には超音波を発生させる装置も設置され、視覚的に分かりやすく体験できるよう工夫されていた。

Placeholder Image
SonoRepro。専用の美容液と共に訴求
Placeholder Image
超音波を視覚的に分かりやすくする装置も展示

「iwasemi(イワセミ)」は、会話音の帯域に特化した吸音性能を備えるプロダクト。パネル型、モジュール型、透明モデルなどを用意し、場面を問わず会議や対話に適した音環境を整えるという。

従来の吸音材のように素材そのものに頼るのではなく、構造によって吸音特性を作り込む点が特徴として紹介された。会場では実際に壁面へ設置され、そのコンセプトを体感できるようになっていた。

Placeholder Image
iwasemi。モジュール型やパネル型を揃える
Placeholder Image
ポップアップの壁面にモジュール型を設置

落合陽一氏も登壇

プレス向け体験会には、PxDT代表取締役会長でメディアアーティストの落合陽一氏も登壇した。

落合氏はヘラルボニーとのコラボについて、「PxDTは障害を技術でカバーしたい、ヘラルボニーは障害を個性として社会に受け入れられるようにしたい、という異なる考え方を持っているが、目指す部分には重なるところもあり、コラボすると面白いのではないかと思った」とコメント。

落合陽一氏

さらに「PxDTの製品はガジェット好きからの支持は多く得ていたが、ヘラルボニーのブランディングや阪急メンズという場での展開によって、新たな層にも訴求できるのではないか」との考えを示した。

今後のkikippa展開について、PxDTの企画担当者は「今回は第2弾のコラボレーション。第1弾となった広島カープとのコラボも、高齢化が進む広島市において認知症予防に役立てられないかという観点から、広島で絶大なブランド力を持つ広島カープとの協業を決めた。今後も、そうした影響力を持つ企業やIPとのコラボを推進していきたい」と方針を語った。

「kikippa イヤホン HERALBONY モデル」発売記念ポップアップイベント

・開催日:4月15日(水)から4月28日(火)
・会場:阪急メンズ東京 1F POP-UP SPACE A
〒100-8488 東京都千代田区有楽町2丁目5-1

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE