テレビ放送「なくてはならない」回答は4割弱。A-PABが視聴動向調査結果を発表
一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、2025年9月に実施した「テレビ視聴動向リサーチ」市場調査結果を発表した。
本調査は、テレビ放送の評価や視聴状況、4K8K衛星放送の認知度などを測るため、2016年より定点的に実施されているもの。今回は従来の放送に限らず、配信やゲームなどを含む4Kコンテンツ全般についても詳細な確認が行われた 。
テレビ放送と4K8K衛星放送について
調査結果によると、テレビ放送を「なくてはならない」とする回答は4割弱で、「あった方がよい」と回答した⼈と合計したポジティブな回答は合計7割強。「テレビ放送の必要度は各動画サービスより⾼く、生活の基盤メディアとして⾼い支持を維持している」と報告している。
一方で、動画共有サービスを必須と考える層も増加傾向にあり、ポジティブな評価ではテレビ放送とほぼ同水準となったという。
4K・8K衛星放送については、「現在、衛星放送で4K放送が見られる」ことの認知度は44%。視聴経験は1割半ばで、過去の調査から緩やかな増加傾向にある。2024年2月からみるとそこまで⼤きな変化はないが、調査票のなかでの当該質問の順番が変わったために変化した可能性もあるとのこと。視聴経験者のうち、画質や臨場感に対する満足度は86%と高い水準を維持している 。
4Kコンテンツについて
4Kコンテンツの利用状況については、全体の12%が視聴または利用していると回答した 。利用コンテンツの内訳は、YouTubeなどの「動画共有サービスの4Kコンテンツ」が43%で最も多く、「BS4K放送/ケーブルテレビ4K放送」が40%と続いている 。
また、NetflixやAmazon Prime Videoなどの「動画配信サービスの4Kコンテンツ」も39%に達した 。視聴機器に関しては、いずれのコンテンツにおいても「テレビ」での利用が最も多い結果となっている 。
本調査は、全国の20歳から69歳の男女5,000人を対象に、ウェブアンケート方式で実施された 。調査期間は2025年9月5日から9月9日までとなっている 。



