HOME > ニュース > 4K8K衛星放送視聴可能機器は2025年中盤も「着実に拡大」。A-PABが報告

12月にはBSデジタル放送が25周年を迎える

4K8K衛星放送視聴可能機器は2025年中盤も「着実に拡大」。A-PABが報告

公開日 2025/10/27 16:33 編集部:原田郁未
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、4K8K衛星放送 視聴可能機器台数の集計データを発表。2025年9月末累計で、視聴可能機器台数が約2407万1千台となったことを明らかにした。

本データは、一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した4K8Kチューナー内蔵テレビ/録画機、および外付け4K8Kチューナーの出荷台数と、一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)ヒアリングによる4K8Kチューナー内蔵STB設置台数に基づき、A-PABが集計、四半期ごとに公表しているもの。なお、STB設置台数のみ、2025年7月から9月の合計値となっている。

これによると、2025年9月の4K8K衛星放送 視聴可能機器台数は、およそ35万1千台増加。上述のとおり、累計では約2407万1千台に達した。年明け以降の合計値は約227万台と堅調な推移を見せている。4K8Kチューナー内蔵テレビの出荷数は薄型テレビ全体の 59.8%、出荷⾦額では 85.8%(JEITA 調べ)という結果も出ていることから「視聴可能の受像機環境は着実に広がっている」と分析している。

またA-PABは、12月1日にBSデジタル放送25周年の節目を迎えることから、関連イベントの開催なども予定しているという。ほかにもメディア関係の総合展示会「Inter BEE」への出展、また同展示会内にて開催する、先進的な映像を表彰する「ルミエール・ジャパン・アワード 2025」の4K部門・8K部門の共催などの取り組みを通し「4Kコンテンツを含む衛星放送のさらなる普及促進に⼒を⼊れる」考えを示した。

 

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク