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64 AUDIOの18ドライバーイヤホン「U18s」も

<ヘッドフォン祭>Unique Melody、骨伝導+BAドライバーの新イヤホン「Mini MEST」。qdcやFAudioの新製品も急遽発表

2021/04/24 編集部:川田菜月
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本日4月24日、「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」が開催。YouTubeで生配信されたイベントから、ミックスウェーブの配信内容を抜粋してお届けする。

ミックスウェーブ(Unique Melody/64 AUDIO)

ミックスウェーブからは、同社取り扱いブランドの新イヤホンが紹介された。Unique Melodyの「Mini MEST」、64 AUDIOの「U18s」の2製品に加えて、急遽間に合ったというqdc、FAudioの新製品も発表された。

「Mini MEST」は4月中に発売開始予定、価格は価格は7万9640円

まずUnique Melodyのユニバーサルイヤホン「Mini MEST」は、骨伝導型を1基、BA型を3基搭載する、ハイブリッド・4ドライバー構成を採用。「ダイナミック型+BA型+静電型+骨伝導型」のドライバーを用いたクアッドハイブリッド構成のイヤホン「MEST」で用いられた、小型軽量の多層圧電セラミックス骨伝導ドライバーを今回も使用しているとのこと。

骨伝導+BAドライバーのハイブリッド構成

Mini MESTは中音域の再生に注力したモデルとして、上述の骨伝導ドライバーは中音域に割り当てられ、同じく中音域を担当するBAドライバーはオープンタイプを使用しており、ボーカル帯域の再生力向上を図ったとしている。

発売時期は4月中とし、来週には詳細が発表される模様。価格は7万9640円、なお本モデルはカスタムIEMでの展開は予定していないとのこと。

64 AUDIOの「U18s」は、4月16日に発売開始となったユニバーサルイヤホン。販売価格約37万円前後という、フラグシップモデルだ。片側にBAドライバーを18基搭載しており、スタジオやステージユースを想定して制作されたカスタムIEM「U18t」をベースにしているという。「tiaテクノロジー」や「apexテクノロジー」など多数の独自技術を採用する点も特徴だ。

64 AUDIOの新たなフラグシップユニバーサルイヤホン「U18s」

空気圧を調整するapexモジュールは、イヤホンの装着済みのものと合わせて3種類附属

特徴的なデザインのフェイスプレートは、アルミニウム削り出しを採用。空気圧を調整するapexモジュールには初めてブランドロゴを配置した。交換可能なモジュールは遮音性の異なる3種類を用意して付属する。配信では製造工程の動画が流れ、細やかに手作業で制作されている様子を垣間見ることができた。

特徴的なデザインのフェイスプレートも魅力

製造工程の動画が配信され、手作業の細かな制作風景を見ることができた

そして、別ブランドから2製品が急遽発表に。1つはqdcから、静電型4基+BA10基と合計14ドライバーを搭載する「Anole V14」が紹介された。その名前から、スイッチ切り替えで音質調整できるモデルの新機種と推察される。Anole V14はユニバーサルイヤホン、カスタムIEMと両展開を予定しており、価格はユニバーサルが35万円前後、カスタムIEMが37万円前後になる見込み。

qdc「Anole V14」。名前からスイッチ切り替えで音質調整ができる新モデルと考えられる

もう1つはFAudioで、新イヤホン「Dark Sky」が登場した。“次世代型ダイナミックドライバー” を搭載するとし、アモルファスダイヤモンドコーティングが施されるという。筐体デザインから従来モデル「Major」や「Minor」の系譜と見られ、本体色はブラックとは異なる濃い目のネイビーと説明された。価格は現時点では未定だが、従来モデル「Major」より若干下回る程度を見込んでいるという。

FAudio「Dark Sky」。“次世代型ダイナミックドライバー” を搭載するとい

qdc「Anole V14」、FAudio「Dark Sky」ともに、夏頃には発売予定としている。

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