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初回30台限定でアップグレードケーブルが付属

64 AUDIO、1ダイナミック/8BAドライバー搭載のハイブリッド型IEM「Nio」。約24万円

公開日 2020/10/21 16:07 編集部:成藤 正宣
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ミックスウェーブは、同社が取り扱う64 AUDIOブランドから、1つのハウジングに計9基のドライバーを搭載するハイブリッド型ユニバーサルIEM「Nio」を10月23日より発売する。価格は234,850円(税込)。

64 AUDIO 「Nio」

スウェーデン語で「9」を意味するモデル名の通り、左右それぞれにφ9mmダイナミックドライバー×1/BAドライバー×8の計9基のドライバーを搭載。さらに人間工学に基づくアルミニウム製の筐体や、複数の独自技術を採用することで、「リスニング体験を新しいステージへ導く立体的なサウンドステージとニュートラルでナチュラルサウンド」を実現するという。

9基のドライバーと様々な独自技術を採用する

BAドライバーの音を音導管(サウンドチューブ)を使わずに出口まで導くことで、共鳴やフィルターによる音質劣化を回避するチューブレス設計技術「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」を採用。また高域には、筐体の一部を切り開いたオープン構造により共振問題を改善した独自設計の「tiaドライバー」を搭載する。

音の出口となる音導孔は、大口径のものを1つだけ設ける「シングルボア・デザイン」を採用。tiaドライバーのポテンシャルを最大限引き出すと同時に、音導孔自体がアコースティック・チャンバーの役割を果たすため、より正確なサウンドチューニングを実現したという。

また、耳が塞がれることで鼓膜にかかる空気圧を逃がす「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」を採用。ハウジングに搭載したモジュールから空気圧を逃がすことで、耳の疲労感や聴覚への負担を軽減、音質を飛躍的に向上させるとしている。

鼓膜にかかる空気圧を軽減するApexモジュールを搭載

その他、出力インピーダンスの違いによる音のバランスの変化を抑制する「LID(リニアインピーダンス・デザイン)」を採用。どのような再生機器に接続しても音のバランスが影響を受けない設計としている。

フェイスプレートの装飾にはアバロンを採用。立体的に浮き出る宝石のようなデザインに仕上げている。付属ケーブルは銀メッキ銅導体を採用し、2pin端子にて着脱が可能。なお、初回30台のみ銀メッキOCC銅導体を採用するアップグレードケーブル「Silver Premium Cable」が追加で付属する。

貝の一種であるアバロンを使った宝石のようなデザイン

初回30台のみアップグレードケーブルも付属する

再生周波数特性は10Hz - 20kHz、インピーダンスは6Ω、感度は105dB SPL/mW。

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