HOME > ニュース > JVC、“スポーツ専用”ビデオカメラ「teamnote CAM」。観客席からの撮影を手元のスマホでモニター可能

遅延再生機能なども

JVC、“スポーツ専用”ビデオカメラ「teamnote CAM」。観客席からの撮影を手元のスマホでモニター可能

公開日 2020/09/29 14:46 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
JVCケンウッドは、JVCブランドより、スポーツ選手のトレーニング用途を意識した新機能を搭載するなどで“スポーツ専用”を謳うビデオカメラ“teamnote CAM” 「GY-TC100」 を10月下旬より発売する。直販サイト「コトSquare」および特定販路での販売となり、オープン価格だが税抜10万円前後での実売が予想される。

“teamnote CAM” 「GY-TC100」

スポーツチーム・コミュニケーションサービス「teamnote」との連携機能を標準搭載。また新たに、離れた場所から撮影した映像を即座に手元で確認できる機能や、選手が自身の直前のプレーをチェックできる機能などを搭載した。「学校の部活動からクラブチームまで幅広いスポーツ育成シーンで、選手のコーチングや自主トレーニングなどに活用できるスポーツ専用のビデオカメラ」だとアピールしている。

フルHD(1080/60p)で光学40倍ズーム(ダイナミック60倍ズーム)に対応し、防水(IPX8/IPX6)、防塵(IP5X)、耐衝撃(1.5m)、耐低温(-10℃)の4つの保護性能「QUAD PROOF (クワッド・プルーフ)」を備える。スポーツチーム向けコミュニケーションアプリ「teamnote」と競技別(野球/バスケットボール/サッカー)スコア入力アプリ「teamnote SPORTS」シリーズを連携させることにより、撮影中の映像にスコアや選手情報を入力でき、テレビ局のスポーツ中継のような映像を撮影・記録できる。

今回、新機能として、スマートフォン/タブレットアプリ「JVC CAM Coach 2」と連携して利用する「リモートレビュー機能」と「遅延再生機能」を搭載。

「リモートレビュー機能」は、観客席などの離れたところから本機で撮影した選手のプレー映像を、手元のスマートフォン・タブレット端末ですぐに確認できるという機能。フォーメーションの俯瞰映像や違った角度からの選手のプレーを、すぐに選手にフィードバックができるようにすることで、映像を活用した効果的なコーチングを支援するとしている。

「遅延再生機能」は、本機で撮影した映像がそのまま遅れて再生される機能。選手など撮影者自身がプレー後に本機を操作することなく、スマホ/タブレットやHDMI対応モニターでプレー直後に自身のフォームなどをすぐに確認できる。なお、再生タイミングは5〜40秒を5秒刻みで任意設定可能。再生タイミングは7秒固定となる。

そのほか、録画中のタグ付けにも対応。後で見たいと思ったシーンにタグを入力し、再生時に見たいシーンをすぐに探せるようにできる。

連続撮影約4時間20分を実現する大容量バッテリーを内蔵。長時間にわたる少年野球の試合などもバッテリー交換の手間なく、撮影が可能だとしている。

また、市販のモバイルバッテリー(出力定格5V1A以上/電池容量5,200mA以上)にも対応し、電源のない場所でも充電可能。本機内蔵バッテリーから、スマホへの給電にも対応している。

Wi-Fi機能を搭載し、前述のようにスマホアプリ「JVC CAM Coach 2」「teamnote」「teamnote SPORTS」との連携に対応。これに加え、スマホアプリ「Everio Sync. 4」との連携にも対応し、スマホへの動画転送などを行える。

内蔵メモリー容量は64GBで、SD/SDHC/SDXCカードも使用可能。広視野角液晶モニターや、水分がしみこみにくい表面加工と乾きやすい素材によってホールド感と安定感に優れるという「Y字グリップベルト」(特許出願中)を採用している。そのほか、市販ワイドコンバージョンレンズ(フィルター径:37mm)の装着にも対応している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック