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ANC搭載、チタンドライバーを採用

Bang & Olufsen、95周年記念のフラグシップヘッドホン「Beoplay H95」

公開日 2020/09/01 12:04 編集部:平山洸太
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Bang & Olufsenは、ブランドの95周年を記念したフラグシップヘッドホン「Beoplay H95」を発表。同ブランド専門店及び直販ストアでは9月12日、家電量販店(ヨドバシカメラマルチメディアAkiba/ビックカメラ有楽町店/ヨドバシカメラ横浜店)では、9月下旬に発売する。カラーはブラックとミストグレーの2色で、価格は96,000円(税込)。

「Beoplay H95」

同ブランドを象徴するサウンド/デザイン/クラフトマンシップの結晶とするヘッドホン。「これまでのB&Oの軌跡をヘッドホンのカテゴリーの視点から再解釈し、具体化」したと説明している。

ドライバーには、独自開発となるネオジウムマグネット駆動のハイエンド40mmチタンドライバーを採用する。音響エンジニアによる独自DSPによって制御が行われるほか、自動調整機能を備えるANC技術を搭載。フィードフォワードマイクとフィードバックマイクの双方を用いることで、高いノイズキャンセリング性能を実現したという。

40mmチタンドライバーを採用

ANCの開発には、デンマーク本社の音響研究所のVR音響室において、飛行機の機内、電車内、オフィス環境、街中のノイズなど、多彩なシチュエーションのノイズで実験とチューニングを重ねたとのこと。左右で4つのマイクを搭載し、通話ノイズのキャンセリングにも対応する。さらに外部音透過モードを搭載し、ヘッドホンを外すことなく周囲の音を聞き取ることもできる。

ヘッドバンドのデザインはこれまでから刷新し、よりスマートでシンプルな形状を目指した。素材には上質なトップグレイン牛革とオリジナルファブリックを採用。記憶形状フォームを内包することで、さらなる心地よさも追求している。

使用イメージ

フレームはアルミニウム素材で、ヘッドホンスライダーとイヤーカップアームのジョイント部分には精巧な角度調節ヒンジを配置。これにより、ユーザーにベストなフィットが行えるとする。ハウジングはフラットに回転するほか、内側に折り込むことで小さく畳むことが可能だ。

また、イヤーパッドはマグネット式で、柔らかなラムスキンを採用した楕円形のものを採用。記憶形状フォームで形成することにより、快適性と物理的な外部ノイズの遮断に貢献するという。

左右のハウジング部には、アルミニウム製のダイヤルパーツを搭載。一眼カメラのズームリングからインスピレーションを得たというデザインで、グリップ性のためにダイヤルに細かな溝が刻まれている。右のダイヤルではボリューム操作、左のダイヤルではANC調整と外部音透過モードの切り替えに対応する。

アルミニウム製のダイヤルパーツを搭載

Bluetooth 5.1に対応し、コーデックはSBC/AAC/aptXをサポート。さらに、データ転送時のビットレートを可変して伝送するaptX Adaptiveにも対応する。またバッテリー持続時間は、ANCオフ時で50時間、ANC使用時であっても最大38時間を実現。充電端子にはUSB-Cを採用し、約2時間でフル充電が行える。

そのほか、専用のキャリングケースを付属し、内部にはヘッドホンを傷から守るファブリックのライナーを採用。加えて、フライトアダプター、充電用ケーブル、有線接続ケーブルが付属する。外形寸法は185×165×80mmで、質量は330g。また再生周波数帯域は20Hz - 22kHzで、インピーダンスは12Ωとなる。

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