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独自の3chレーザー採用

LG、超短焦点4Kレーザープロジェクター「HU85LS」。距離18cmで120インチの大画面を実現

2019/10/25 編集部:川田菜月
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、プロジェクターシリーズ “CineBeam(シネビーム)” より、同社初の超短焦点4Kレーザープロジェクター「HU85LS」を11月8日から発売する。価格はオープンだが、680,000円前後での実売を想定する。

「HU85LS」

4K(3,840×2,160)映像を、壁から約10cmの距離で100インチ、約18cmで120インチとわずかな距離で大画面投影できる超短焦点プロジェクター。プロジェクターとして最高クラスのThrow Ratio 0.19を実現し、独自のコンパクト設計とすることで省スペースも両立した。

RGBそれぞれに異なる光源を使用するLG独自の3chレーザーを採用。これによりレインボーノイズを90%低減し、より高精細な映像表現が可能とのこと。明るさは2,700ルーメン、コントラスト比は2,000,000:1。

色域はDCI P3を97%カバーし、HDR 10対応で明暗もくっきりと映し出すとしている。また、映像のフレーム間に新たにフレームを挿入する「TruMotion」により、フレームレートの低い映像も滑らかに表示可能だ。

また、12箇所のエッジ調整に対応。各ポイントの位置を調整することで画面の歪みを自動で補正することができ、超短焦点モデルの弱点とされる、スクリーンの凹凸に対して投影に歪みが発生しやすい点をカバーしている。

本体側面

Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。webOSを採用しており、Wi-Fi環境下であればインターネットブラウザやNetflixやYouTubeなどのVODサービスも楽しむこともできる。また有線LAN端子も1系統備えており、大容量の動画コンテンツも安定して再生可能としている。

専用アプリ「LG TV Plus」を用いて、スマホなどの画面のワイヤレス表示も可能。MiracastなどのScreen Shareにも対応する。さらにBluetooth対応で、外部スピーカーやワイヤレスイヤホンなどの音声出力機器と接続することもできる。

USBはType-C端子を1系統備えており、映像投影とドジにデータ転送、接続デバイスの充電も行える。その他はUSB 2.0、HDMIを2系統ずつ、光デジタル音声を1系統装備する。

出力5W+5Wのステレオスピーカーを内蔵。外形寸法は680W×139H×347Dmm、質量は約12.2kg。付属リモコンには、暗い環境でも操作しやすいようボタンが光る「マジックライティングリモコン」を新たに採用している。

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