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3DLiDARセンサー新モデルのモックアップなど

パイオニア、CES 2019で自動運転社会に向けた技術展示。ハイレゾ対応製品などのカーエレクトロニクスも

公開日 2018/12/20 15:33 編集部:押野 由宇
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パイオニアの米国販売子会社であるPioneer Electronics Inc.は、2019年1月8日より開催の「CES 2019」に出展。同社が自動運転社会に向けて開発を進めている先進技術や、テレマティクスサービスの取り組みなどを展示する。

自動運転に向けた取り組みとしては、今年9月より提供を開始している微小電気機械システムMEMSミラー方式の「3D-LiDAR センサー」3種4モデルに加え、「周辺環境認識」アルゴリズムや、地図の生成などに必要な「自車位置推定」アルゴリズムについて、デモンストレーションやビデオ映像を交えて紹介。

また、ルネサス エレクトロニクスの車載情報システムSoC「R-Car」を使用した、カメラとLiDARのセンサーフュージョンのデモンストレーションのほか、2019 年以降に提供を予定している「3DLiDARセンサー」の新モデルのモックアップも展示される。

さらに、IoTデバイスとデジタル地図データを組み合わせた先進運転支援システムを参考出品するとともに、欧州での自動車保険向けや業務車両向けのテレマティクスサービスの取り組みについて発表する。

また、完全自動運転(自動運転レベル5)での快適な移動空間を体験できるというコンセプト・コックピットを参考出展。車室内空間全体を活用した映像や音による情報提供や、それらをリラックスした状態で操作できるデバイス、生体センシング・フィードバックなどのヒューマンマシンインターフェースを展示する。

カーエレクトロニクス製品も出展。クルマのコネクテッド化を実現する最新のメインユニットや、ハイレゾ音源対応など高音質化を実現する製品に加え、ボートなどクルマ以外の乗り物向けとなる耐候性型オーディオ、スピーカーも展示される。

また、米国市場向けとして同社初となるコネクテッドソリューションも紹介。ほか、サイクルスポーツ製品として2018年11月に発売されたペダリングモニターセンサーと、2019年1月に発売予定のGPSサイクルコンピューターの新製品を展示する。

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