最長で8時間強の4K映像撮影が可能

ソニー、ISO40万超で暗所でも鮮明な4K撮影が可能な業務用小型ビデオカメラ

編集部:伊藤 麻衣
2016年09月07日
ソニーは、暗い環境下でも鮮明な4K映像の撮影を実現したという業務用小型4K対応ビデオカメラ「UMC-S3C」を11月に発売する。価格はオープンだが、750,000円前後(本体のみ)での実売が予想される。

UMC-S3C

有効画素数約1,220万画素の35mmフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載した4K対応ビデオカメラ。最高ISO409600の高感度により、夜間などの光源が限られた暗い環境下でも鮮明な4K映像の撮影を可能にしたとする。

画像処理エンジンには、低照度でも解像度を維持したままノイズを抑制する「エリア分割ノイズリダクション」や、高い解像感による自然な立体感を再現する「ティテールリプロダクション」など、ソニー独自開発のものを採用。

Eマウントレンズに対応し、高い拡張性を備えることも特徴のひとつ。撮影環境や用途に応じてレンズを交換することで、幅広いシーンで使用できる。なお、本製品は本体のみで、レンズは別売となっている。

別売のレンズを装着したところ

本体からディスプレイやバッテリー、操作ボタンを省略することで、サイズ約104W×84H×48Dmm(レンズ含まず)、質量約390gという小型・軽量化を実現。本体の天面・底面・背面にネジ穴を備え、汎用の様々な周辺機器に対応する。これにより、三脚はもちろん、天井への固定設置も可能。車やロボットなどに装着すれば、移動しながら様々な角度から撮影もできる。

SDメモリーカードスロットを備え、SDメモリーカード(256GB)を使用することで、最長8時間強の4K(29.9P/60Mbps)動画撮影にも対応する。記録フォーマットには「XAVC S」を採用。4K(29.97P)記録時に最大100Mbpsの高ビットレートによる高画質記録が可能となっている。

本製品の操作は、別売のリモコン「RM-VPR1」(6,500円/税抜)、「RMT-VP1K」(6,750円/税抜)、「VCT-VPR1」(9,880円/税抜)、「VCT-VPR10」(47,380円/税抜)などで行える。また、アプリケーションをインストールしたWindows PCと接続すれば本体の操作に加え、撮影環境に適した画質に設定・調整することもできる。

映像出力端子にマイクロHDMIを1系統備えており、モニターと接続しリアルタイムで映像を確認することが可能。そのほか、8ピンミニDIN、マルチ/マイクロUSB端子を各1系統備える。

同社は、本製品を使用することで「設備検査や監視などの産業用途や自然調査、映像制作など幅広い用途で、人がアクセスできない環境やネットワークの届きにくいエリアでの連続撮影にも使用できる」とアピールしている。

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