EIZOが1000nits液晶モニター参考展示/ソニーは「CLEDIS」も

【InterBEE】キヤノンが8K HDRモニター/“ブラビアZ9D”や“レグザZ20X”など民生機も

編集部:小野佳希
2016年11月16日
放送業界などプロ向けの映像/音響機器やソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2016」が、本日より幕張メッセで開幕した。エントランスにNHKの8K試験放送受信デモやスカパー!のHLGによる4K HDRライブ上映デモが展開されるなど、ここ数年の8K・4Kへの流れがさらに増したかのように各社から多数の8K・4K関連展示がなされていた。本稿ではディスプレイ/モニター関連の展示をレポートする。

NHKの8K試験放送受信デモ

スカパー!4K HDRデモ

ディスプレイ/モニター関連ではまず、キヤノンが8K HDR対応ディスプレイを参考展示。「製品化を前提にしているが価格などは未定」(同社スタッフ)とのことだったが、「もし引き合いがあればご希望に応じてスペックなどを決めて納入できる段階にはある」という。

キヤノンの8K HDR対応ディスプレイ

同社はまた、11月上旬発売の業務用HDR対応4Kディスプレイの新モデル「DP-V2420」も展示。来年2月下旬発売予定の17型モデル「DP-V1710」も展示していた。

DP-V2420

ソニーは高画質ディスプレイ技術「CLEDIS(クレディス)」を用いた220型4K展示を披露。また、HDR対応力を増した30型4K有機ELマスターモニター「BVM-X300」“Ver.2.0”なども展示していた。

CLEDIS

EIZOは、HDR対応4K液晶モニターの新モデルとして輝度1,000nits対応モデルを参考出展。現在展開している300nits対応の「ColorEdge C318-4K」よりも高輝度なモデルを開発中であることを明かした。詳細は未定だが2017年度中の発売を目標にしているという。

EIZOは1000nits対応のモニターを参考展示

アストロデザインは、NHK技研公開やCEATECなどでも展示してきた「8Kシートディスプレイ」を参考展示。ブース内では、8K/120Hz対応55型液晶モニター「DM-3815」を始めとする多彩な8K対応機器を取り揃えていることもアピールしている。

モニター以外にも多彩な8Kソリューションを揃えていることをアピール

8Kシートディスプレイ

また、マスターモニターなどの業務用機器に混じって民生機の姿も。ソニーでは、「制作者の意図を忠実に再現することを目指したソニーのテレビ史上最高画質モデル」として4K HDR対応ブラビア「Z9D」を展示していた。

Z9D

そして東芝は、レグザ「Z20X」を業務用にカスタマイズした“新HDR入力対応モデル”を参考出展。従来のHDRプロユース仕様に加えてHLGにも対応させ、HDRマニュアル設定機能によってコンテンツの出来栄えの確認ができること、そしてHDRマニュアル設定機能もラストモードメモリーに対応し、展示会で使用する際などに毎回設定する必要がないことなどを紹介していた。

ひかりTVやスカパーのHLGでの4K HDRコンテンツでデモ

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