NHKが推進、放送でも使えるHDR技術

シリコンスタジオとEIZO、Hybrid log-gamma対応HDRソリューションを開発

編集部:風間雄介
2016年04月04日

シリコンスタジオ(株)とEIZO(株)は、Hybrid Log-Gamma(HLG) 対応HDRソリューションの開発で協業すると発表した。

協業では、シリコンスタジオがHDRコンテンツ開発技術、EIZOがHLG対応HDRモニターの開発を担当する。両社の技術や製品を組み合わせることで、ソフト・ハードの両面からコンテンツ制作をサポートできることをアピールしている。

HDR(High Dynamic Range)は、映像の輝度ダイナミックレンジを拡大する技術。たとえば明るい空と日陰が同時にフレーム内に含まれる映像の場合、これまでのSDR技術では輝度レンジが狭いため、明部と暗部を同時に表示することができなかったが、HDRではこれが可能になる。

HDRにはいくつかの方式があるが、Hybrid Log-Gamma(HLG) はNHKとBBCが共同で推進している方式。生放送で使用できること、従来のテレビ放送と高い互換性を持っていることが特徴。2016年に試験放送が開始される予定の、NHKによる4K/8K放送の試験放送でもHLGが使用できるよう準備が進められている。

なおシリコンスタジオでは、HLGだけでなく、ドルビービジョンなどそのほかのHDR出力への対応も積極的に進めるとしている。

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