限定ラブライブヘッドホンも人気

<ポタ研>finalから新入門ヘッドホン「SONOROUS III/II」/フォステクス「TH610」参考出展

編集部:小澤 麻実
2016年02月13日
本日2月13日、中野サンプラザにて開催されている「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタ研)」。本稿ではfinalやフォステクスなどのブースをレポートしよう。

finalから新ヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」登場

finalは、新ヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」を初披露した。3月10日の発売を予定しており、価格はSONOROUS IIIが40,500円(税抜)、IIが35,000円(税抜)。

SONOROUS III

SONOROUS II

SONOROUSシリーズの最上位モデル「SONOROUS X」(関連ニュース)の技術を継承した入門機。「III」と「II」の違いは、イヤーパッドのフィルターと筐体内部の構成部品だ。IIIにはイヤーパッドとドライバー部にフィルターを用意。これにより、IIIはよりモニターライクな音調、IIはダイレクトな力強い音調というキャラの違いが出ている。

ドライバーには、φ50mmダイナミック型ドライバーユニットを採用。最上位モデル「SONOROUS X」で使われていた、共振を抑えるフロントプレートとドライバーユニットを一体化する手法を応用したものだ。筐体は硬質ポリカーボネイトに30%のガラスを加えて強化した硬質樹脂を使っており、共振を抑えて明確な音質を実現するという。振動板にはチタンを採用し、高域の倍音再生力と解像度を高めるとしている。再生周波数帯域は「40kHz以上は出る」とのこと。インピーダンスは16Ω、感度は105dB/mW。

また、同じく最上位モデルにも使われていた「BAM(Balancing Air Movement)機構」を採用。振動板前後の圧力のバランスを最適化するという考え方の機構で、III/IIではX/VIIIの開発で得られた知見に基づいてより高い精度のチューニングを施したという。

ハウジングには硬質ABS樹脂を使用。シボ塗装仕上げとすることで質感を高めるとともに不要振動も抑えている。

イヤーパッドは、縦にも横にも同等の伸縮率を持ち、耳に隙間なくフィットする合成皮革に加え、適度な柔軟性を持つスポンジを使用。イヤーパッド内側と外側に開口部を設けることで、密閉型ながらクリアな音質を実現したとアピールしている。

ケーブルは着脱可能。ヘッドホン側のコネクターは金メッキを施したφ3.5mmモノラルプラグ。90度回転式ロック機構付きで接触にも配慮している。長さは1.5m。質量は410gとなる。

Questyleのハイレゾ対応DAP「QP1R」も出展。こちらは専用ケースも用意されている


フォステクスも新ヘッドホン「TH610」参考出展

フォステクスも、新ヘッドホン「TH610」を参考出展していた。「TH600」(関連ニュース)の後継機で、今年春〜夏頃の発売を予定。価格は未定で、「最高8万円程度では」とのことだった。

TH610

TH600からの大きな変更点は、ハウジングをマグネシウムからブラックウォールナット材にしたこと、そしてリケーブルに対応したこと。ハウジングが替わったことにより、音質チューニングも新たにやり直したという。

厚みのあるイヤパッドを採用

プラグ部は標準プラグ。3.5mm変換アダプターも用意されている

そのほか、セミオープン型ヘッドホン「T50RP mk3n」(関連ニュース)なども出展されていた。RPシリーズは手頃な価格と音質の良さで全世界的に人気を博しているモデルで、特にT50RP mk2nはユーザーが独自に改造して楽しむ用途でよく売れたのだという。最新モデルとなる「T50RP mk3n」はmk2モデルから久々のリニューアルを果たしたこともあり、音質を現代的にブラッシュアップ。音の分離が良く解像感が高められているという。

T50RP mk3n(写真左)


D&Mホールディングス

D&Mホールディングスは、デノンやマランツの取り扱う製品を用意。なかでも注目を集めていたのが、あす発売となるデノンブランドのネットワークプレーヤー/USB-DAC「DNP-2500NE」(関連ニュース)だ。DDFA採用フルデジタル・プロセッシング・ヘッドホンアンプを搭載しており、新サウンドマネージャー・山内氏が「ヘッドホンアンプの歴史を変える」新機種としてアピールしていた(関連ニュース)。今回の出展は、本機のサウンドを実際に確かめる良い機会となっていた。

DNP-2500NE


木製ハウジングを採用したポータブルヘッドホン「AH-MM400」(左)やポタアン「DA-10」(中央)なども登場

マランツはプリメインアンプ「HD-AMP1」やB&Wのヘッドホンなどを展示していた


ハーマンインターナショナル

ハーマンインターナショナルは、AKGの最上位ヘッドホン「K812」を筆頭に同社の主力製品をアピール。AKG純正のリケーブル「C200」「C120」(関連ニュース)や、Crystal Cableのケーブルなども用意していた。

AKG Proシリーズ上位モデルなどを用意

Crystal Cableのケーブルや、AKG純正のリケーブルなども試すことができた



オンキヨー&パイオニアイノベーションズ

オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、ハイレゾDAP「DP-X1」および「XDP-100R」を筆頭に同社製品を展示していた。

オンキヨー&パイオニアイノベーションズのブース

ハイレゾDAP「DP-X1」「XDP-100R」ももちろん登場

「DP-X1」「XDP-100R」は昨日フォルダ表示再生/リストの複数選択に対応するアップデートの予告がされたこともあり(関連ニュース)、それについてコメントするブース来場者が多かったとのことだ。

また、パイオニアブランドの限定ラブライブ!コラボヘッドホン(関連ニュース)は非常に好評で、再販も決定。2月2日から4月4日(月)15時まで、オンキヨーダイレクトにて予約受付中だ。発送は6月以降順次となる予定。

限定ラブライブ!コラボヘッドホンもずらりと取り揃え

ハウジング部は手間がかかった質感の高い仕上げだ

実機を目にしてみると、各メンバーをイメージした限定カラーを採用したハウジング部は、エンブレムをレーザー刻印したりμ'sロゴが凸型加工されていたりと、単なるプリントではなく手間がかかった質感の高い仕上げであることが分かる。推しキャラのモデルをゲットしてみてはいかがだろうか?


ORB

ORBは、本日2月13日に発売開始となったFitEar用リケーブル「Clear force FitEar」(関連ニュース)など同社製ケーブルを中心に展示。“ケーブルマイスター”によるオーダーメイドケーブルの注文受付も行っていた。

本日発売のFitEar用リケーブルなどを試すことができた

“ケーブルマイスター”によるオーダーメイドケーブルの注文受付も


ポタアン群も登場。ORBのケーブル等を使って録音された、わたなべゆうの新譜「マクの約束」などもアピールされていた


TASMANIAN TIGER

TASMANIAN TIGERはドイツのミリタリーギアブランド。フジヤエービックと同じ中野ブロードウェイ3Fに店舗を構えており、エービックのユーザーがポータブルオーディオ収納用にTASMANIAN TIGERのグッズを購入することが多かったことをうけ、今回の出展が決まったのだという。

TASMANIAN TIGERのブース


内部に細かな仕切りがあるポーチや、様々に組み合わせて使える製品群が用意されている
同ブランドの特徴は、ミリタリー向けということもあり作りが丁寧で頑丈なこと、そして価格が手ごろであること。ポーチやバッグは共通規格で作られており、様々な組み合わせが可能な点もポイントとなっている。

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