HDR対応ディスプレイの参考展示など多数

【InterBEE】各社が4K HDR対応製品をデモ。東京から幕張へのHDR伝送も

編集部:小野佳希
2015年11月18日
国内外の放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2015」が、本日より幕張メッセで開幕した。今年のInter BEEでは様々なブースで4K HDRに関する展示が見られた。

■東芝

東芝では“REGZA”「Z20X」をベースにした試作機を用いての4K HDRをデモ。HDRとSDR映像の比較デモを行い、プロユースにも応える忠実な映像表現力を持っている製品だとアピールしている。

HDR/SDRの比較デモ

また、スカパーJSATが予告していた4K HDR映像伝送(関連ニュース)もデモ。スカパーJSAT保有の通信衛星「JCSAT-3A」を使用し、スカパー東京メディアセンターから幕張メッセへの4K HDR映像伝送を受信・上映するデモを見ることができる。

スカパーのHDR映像伝送デモ

加えて、昨日に発表された「ひかりTV」のHDR映像配信への対応についても紹介。実際の配信ではないものの、同サービスの映像を用いてのデモも行っていた。

ひかりTVのHDRコンテンツも上映

■ソニー

ソニーは、ブース入口に用意したBRAVIAでスカパーからの4K HDR映像伝送受信をデモ。

ソニーブースでのスカパーHDR映像伝送デモ

そして、それとは別にHDRデモ用の暗室スペースもブース内に用意。BRAVIAでのHDR/SDR比較、有機ELマスターモニター「BVM-X300」でのHDR/SDR比較、Hybrid Log Gamma方式によるSDR TVとの互換性披露という3種類のデモを展開している。

BRAVIAでのHDR/SDR比較デモ

BVM-X300でのデモ


■パナソニック

パナソニックは、CEATECにも展示していた「HDR対応高輝度次世代液晶テレビ」を参考展示。HDR上映デモを行っている。

パナソニックが参考展示していた「HDR対応高輝度次世代液晶テレビ」

展示品の画面サイズは65型で、「開発中のため詳細なスペックなどについて言えることはない」という点もCEATECと同様だが、「来年には市場投入したい」とのことだった。


■キヤノン

キヤノンは30型のHDR対応モニターを参考展示。現行の4Kモニター「DP-V3010」でのSDR映像との比較デモを行っていた。

右が現行モデル

また、「EOS C300 MarkII」などを用いてのHDR映像制作もデモ。同社製品でHDR制作フローを組めることを紹介している。

同社製品でのHDR制作フローを紹介

■池上通信機

池上通信機は、同社のカメラ「HDK-97ARRI」で撮影した4K映像のHDR/SDR比較デモを展開。撮像からディスプレイまで一貫したHDR制作システムを提供できることをアピールしていた。

池上通信機も4K HDRのデモを展開

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