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“Smart Bluetoothスピーカー”「BSP60」

“ハロ”のようなソニーの“踊る球形Bluetoothスピーカー” 日本ではKDDIが7月以降発売

公開日 2015/05/14 12:02 編集部:小野佳希
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ソニーモバイルとKDDIは、ユーザーの音声操作や音楽に合わせた動いたりする球形の“Smart Bluetoothスピーカー”「BSP60」を7月以降に発売する。現時点では価格は明らかにされていない。

BSP60


3月に開催されたMWC(Mobile World Congress) 2015にて参考出展されていたモデルの日本市場投入が発表された格好(関連記事)。日本ではKDDIのスマートフォンアクセサリー群のなかのラインナップとして展開される。

まるでガンダムに登場する“ハロ”のようなルックスを持ち、両サイドのパネルが開いて、中にスピーカーユニットを格納。ペアリングしたスマートフォンからの音楽をワイヤレス再生できるほか、天気の情報などをインターネットから調べてユーザーに教える機能なども備えている。下記はライターの山本敦氏がMWCで撮影した動作デモ動画だ。



音声による操作が可能で、「OK、スピーカー」と話しかけることでボイスコントロールモードが起動。「○○(歌手名)を再生して」「今日の天気は?」「次の予定を教えて」などといった問いかけに応じて、音楽を再生したり天気を教えてくれたりする。音声操作は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語に対応する予定。

両サイドのパネル部に仕込まれたLEDライトが、アクションに応じてさまざまに点灯。ソニーが以前に展開していた「Rolly(ローリー)」(関連ニュース)のように、前後左右に動き回りながら音楽再生を行ったり、ユーザーからの問いかけに動きながら考えたりなどのアクションもとる。音楽再生時のダンスは数十種類のパターンがあり、そのうちのひとつがランダムに選ばれる。曲調やテンポなどには連動していない。

底面には4つのホイールを用意。前後左右に動き回る

アラームにつづいて天気情報などを知らせるスマートアラーム機能も搭載。晴れならオレンジ、雨ならブルーなど、天気情報に連動してLEDが光る機能も備えている。

なお、天気情報などはGoogle Nowからのデータを利用。そのため、例えば旅行先に持って行ったり引っ越したりしたような場合でも、「今日の天気は?」と訊ねるだけで、その土地の天気を回答する。

スマートフォンのホストアプリには「Aligned with SmartBand Talk SWR30 Experience」を使用。NFCでタッチするだけでアプリがインストールされ、各種設定が行える。また、オーナーの名前情報を登録し、「○○さん、今日の天気は晴れです」などといったような会話をするようにもできる。アプリはAndroid 4.4以上に対応し、Xperia以外の端末でも利用できる。

スピーカーは出力2.5Wのステレオで、本体中央には128×100ドットの1.6型モノクロディスプレイも搭載。直径約100mmの外形寸法で、質量は約349g。充電はUSB経由で行うい、約5時間の音楽連続再生、約3日間の連続待受が行える。

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