HOME > ニュース > ソニー、Bluetoothで操縦や曲表示が可能な新“Rolly”を発売

最大7台までのセッションも可能に

ソニー、Bluetoothで操縦や曲表示が可能な新“Rolly”を発売

公開日 2008/10/28 09:00 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、サウンドエンターテインメントプレーヤー“Rolly”の新モデルとして、Bluetoothを介して携帯電話やパソコンから操縦などの操作を可能にした「SEP-50BT」を11月21日に発売する。価格はオープンだが4万円前後での販売が予想される。


“Rolly”「SEP-50BT」(ホワイト)

“Rolly”「SEP-50BT」(ピンク)
本体色は、ホワイトとピンクを店頭販売モデルとして用意。ソニースタイルでは、オリジナルカラーのブラックモデルが用意される。なお、これらの本体色は同社のVAIO type Cと同色となる。

6つの可動部と2カ所のLEDを装備し、音楽に合わせて踊るモーション機能を搭載したサウンドプレーヤー。従来と同様、モーションが登録されていない場合、本体内の楽曲データを解析してモーションを付ける「セルフモーション機能」、同梱のPC用アプリケーション「Motion Editor」で高度なモーションを自動生成する「おまかせモーション機能」、また同じく「Motion Editor」でモーションを手動作成する「カスタムモーション機能」の3つを用意している。

新製品ではメモリー容量を1GBから2GBに増量したほか、新たに女性層への訴求を目指してピンクモデルを用意した。


ソニースタイルオリジナルカラーのブラックモデル
今回の新製品の大きな特徴は、Bluetoothの機能を拡張したこと。これまでのRollyでも、携帯電話やPC内の楽曲をBluetoothでストリーミング配信し、Rollyで再生することはできたが、新製品では携帯電話とPCからの再生コントロールが可能になった。携帯電話用/PC用のソフト「Rolly リモート」をインストールすることで、Rolly内の楽曲を携帯電話やPCに表示したり、再生中の曲名確認が行えるほか、リモコンのように任意の曲を選択して再生したり、ボリューム調整を行うこともできるようになった。

なお、リモコン機能を使用できる携帯電話は、本機の操作に対応しているモデルのみが可能。対応機種についてはRollyの公式サイトで11月下旬以降に公開される予定だ。さらに、携帯電話用のソフト「Rolly リモート」についても、ソニー公式携帯サイトから無償ダウンロードし、インストールする必要がある。ソフトの公開は11月末を予定している。

リモコン機能ではさらに、Rollyのモーションもコントロールすることが可能。あらかじめプリセットされた9つのモーションをワンタッチで行わせたり、前後左右に動かしたりなど、自由にRollyを操縦できる。

さらに最大7台までのRollyを同時に再生できる複数台セッション機能が追加された。これにより、例えば複数のRollyに別々の振り付けを設定してダンスパフォーマンスをさせたり、異なる音源を入れてバンドセッションのように演奏させて愉しむことなどができる。

そのほかにも、新たにRollyの電源を起動した際に流れるサウンドを変更し、「お誕生日」や「クリスマス」などユーザーが設定したイベントに合わせて設定することが可能になった。サウンドの変更は付属するアプリケーション「Motion Editor」で行える。

Rollyの特長であるモーションをより楽しむためのWebサイト「Rollyモーションパーク」では、「Motion Editor」でユーザーが作成したモーションファイルを公開したり、モーションファイルを無償ダウンロードすることが可能だ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドSONY
  • 型番SEP-50BT
  • 発売日2008年11月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
●メモリー:2GB フラッシュメモリー ●電源:リチウムイオンバッテリー ●再生可能音楽ファイル:MP3/ATRAC/AAC/リニアPCM ●インターフェース:USB端子 miniB / Hi-Speed ●外形寸法:約104W×65H×65Dmm(突起部除く) ●質量:約300g(バッテリー含む)