4月8日から4Kトライアル開始

ひかりTV、4K配信商用サービスを10月開始 − 犬用chやディズニーゲームなど今後の方針説明も

ファイル・ウェブ編集部

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2014年04月07日

なお、商用サービス開始時の4Kコンテンツ数について、同社代表取締役社長の板東浩二氏は「100本以上を集めたいと思っている」とコメント。「見放題VODサービスのなかに含まれるもの、ペイパービューで購入してもらうものとにわかれるのではないか」と述べた。また、コンテンツの調達先については、自社オリジナル制作のもの、NHKエンタープライズから提供を受けるものに加え、「アメリカでNetflixやAmazonが商用サービスをやると言っていて、ハリウッドから調達するという話があるので、我々もそのあたりが中心になってくるだろう」とした。

NTTぷらら 板東氏

そして4K対応の新STBについては「今と同じようにレンタルと買い切りとの両方を用意することになると思う」と説明。さらに、「現時点では難しいが、テレビメーカーとも調整し、ひかりTVの4Kチューナー機能を内蔵したテレビでの提供ということも考えている」とも語った。

発表会ではタブレットを操作して4K映像中の任意の一部にズームするという参考技術デモも披露

そのほか、6月には4K-IP放送トライアルも実施予定。こちらの商用サービス化については「VODと一緒に10月から、ということではなく、もう少し様子を見ながら判断していく」(板東氏)という。

また、多チャンネル放送サービスにおける4K作品の提供については「放送サービスを4Kでやるとなると24時間ということになるが、そうなるとコンテンツ調達が大変だ」と課題を指摘。「2014年度中にやれればとは思っているが、マーケットの立ち上がりを見ながら、色々な面を勘案して対処していくしかないかなと思っている」とし、「まずVODを始め、4Kマーケットの構築に貢献することを最優先にしたい」と述べた。

なお、今回のトライアル配信はひかりTV独自の取り組みで、NexTV-F(次世代放送推進フォーラム)と連携したものではない。NexTV-Fでの4K配信は放送が中心になっているため、今回のVOD配信では独自の取り組みとなったとのことだが、「放送系のサービスは歩調を合わせてやっていければと思ってお願いしているところ」だという。また、6月に控えるサッカーのブラジルワールドカップの4K放送については、「議論は行われているが、我々の口からは言えない部分がある。NexTV-Fのなかで話が行われていくことになると思う」と説明した。

なお、発表会には同社へ4Kコンテンツを提供するNHKエンタープライズ 代表取締役社長の今井環氏も出席。「北海道に飛来する渡り鳥の映像や、4K CGで描く生命誕生の瞬間、大物アーティストのライブなどにも挑戦している」と、今回のもの以外にも4Kコンテンツの制作を進めていることを明かしたほか、「4Kの普及にはコンテンツ、受像器、伝送の三位一体が必要。4Kテレビが売れているし、ぷららが伝送を対応させた。我々がコンテンツで4Kの活性化に貢献できればと考えている」とあいさつした。

NHKエンタープライズ 今井氏

■放送サービスのスマホ/タブレットへの配信にも対応を表明

4K以外の取り組みでは、映像サービスのマルチネットワークやマルチデバイス対応を推進することなどを発表。STBを通してのひかりTVの映像配信は現在はNTT東西によるフレッツ光回線でしか利用できないが、フレッツ光以外の回線にもVODと放送サービスの両方で2014年度内に対応させる予定であることを発表した。

ウェアラブル端末も含めたマルチデバイス戦略

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