通期予想を下方修正

パイオニア、上半期売上高は前年5.1%増収も75億円の赤字

ファイル・ウェブ編集部
2012年11月06日
パイオニア(株)は、2012年度第2四半期の連結決算を発表した。2Qの売上高は前年同期比2.1%減の1,131億4,700万円で、営業利益は同49.4%減の25億5,400万円となった。

なお当期純利益は、前年同期で12億1,200万円の利益をあげていたが、今期は上述の営業利益の減少に加え、特別損失として投資有価証券評価損を58億3,000万円計上したことから、47億3,900万円の赤字に転じた。

セグメント別では、ホームエレクトロニクスの売上が前年同期比31.8%減収の228億5,500万円となった。同社ではこの結果を、DJ機器やAVシステム・AVアンプなどの製品は増加したものの、光ディスクドライブ関連製品が大きく減少したことよるものと説明している。また、営業損益については、原価率は良化したが、売上減による売上総利益の減少により、前年同期の16億1,900万円の利益から、今期は2億5,000万円の損失となった。

その他、カーエレクトロニクスの売上は、円高の影響はあったものの同10%増収の779億500万円となった。営業利益は、売上増や販売費及び一般管理費の減少があったが、利益率の高い市販カーナビゲーションシステムの減収等により原価率が悪化し、同比14.1%減の31億300万円となった。

なお、上半期の累計期間における連結売上高は、光ディスクドライブ関連製品の大幅減少や円高の影響があったものの、カーナビゲーションシステムやカーオーディオが増加したことから、前年同期比5.1%増収の2,245億7,700万円となった。営業利益は55%減益の31億5,300万円。当期純損益は、前年同期の15億500万円の利益から、75億円の損失に転じた。

今期の業績結果を受けパイオニアでは、平成25年3月期の通期連結業績予想を修正。売上高を340億円マイナスの4,660億円に、営業利益を50億円マイナスの150億円に、経常利益を50億円マイナスの110億円に、当期純利益を75億円マイナスの10億円にそれぞれ下方修正した。

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