HOME > ニュース > パイオニア、3Q業績は地デジ特需の反動で減収減益

パイオニア、3Q業績は地デジ特需の反動で減収減益

公開日 2012/02/09 18:36 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニア(株)は、2011年度第3四半期の業績を発表した。

売上高は約1,018億円で、前年同期比13%減。営業損益は約17.1億円の営業赤字となった。純損益も確定拠出年金制度の導入などに伴う特別損失の計上などで、約81億円の赤字を計上した。

売上は、カーナビは増加したものの、光ディスク関連製品が地デジ以降特需の反動で伸び悩んだ。またカーオーディオの売上がタイ洪水の影響で減少したことも響いた。

営業損益が悪化したことについても同社は説明し、タイの洪水の影響による原価率の悪化、売上高の減少などによるものと述べている。

ホームエレクトロニクスの売上げは、前年同期比25.5%減。AVレシーバーが欧州や北米で好調だったものの、光ディスクドライブやCATV関連機器が、地デジ特需の反動で減少した。

通期業績予想は昨年11月時点から変えておらず、売上高は4,400億円、営業利益は110億円を見込む。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック