HOME > ニュース > <CES>サムスンの55V型有機EL/スマートTVの実力をチェック

白物家電もスマート化

<CES>サムスンの55V型有機EL/スマートTVの実力をチェック

公開日 2012/01/12 11:23 折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■大人気のGALAXYシリーズに専用スピーカーもラインナップ

スマートフォンのGALAXYシリーズについては、同社のラインナップが勢揃いしてタッチ&トライを展開している。昨年のIFAで発表され、日本でも発売済みの「GALAXY Tab7.7」をLTE対応にした「GALAXY Tab7.7 LTE」、スタンダード機の「GALAXY S」、日本未発売のペン入力タイプの「GALAXY note」、Android 4.0のリファレンス端末である「GALAXY Nexus」、Android版ウォークマンとでも呼ぶべき「GALAXY Player」、更にはWindows Phone端末の「FOCUS S」のタッチ&トライを展開し、多くの人を集めていた。

見慣れない「GALAXY Player 3.3」は1GHzのCPUを搭載。ヘッドフォンを接続して音楽プレイヤーとしての活用をアピールしていた

珍しいAndroid端末ドッキング用のスピーカー。GALAXY Dockingの名称で展開している

ユニークな製品群として注目したいのは、GALAXYシリーズと組み合わせて使うことが前提の、MicroUSB接続のドックスピーカーだ。iPhoneのドックスピーカー対抗するための製品群で、すべて価格は未定とのこと。

タブレットサイズの「GALAXY Tab 7.7」向けのドッキングスピーカー

接続端子はiPhone用のDockとハイブリッドになっている


■イメージング、PC周辺機器まであらゆる製品で「スマート化」を推進

これまで紹介した製品のほかにも、サムスンは総合家電メーカーらしく「スマート」という言葉をキーワードとして、AV機器、PC周辺機器からイメージング製品まで非常に多岐に渡る製品ラインナップと技術デモをブース内で展開していた。ブース内で見つけたその他の技術や製品を写真レポート形式で紹介する。

GALAXYドックシリーズやAVシステムのアンプでは、高級機に真空管が用いられているのが目を引いた

真空管アンプによる高音質テクノロジーの解説図


WiDi規格を使い、Wi-Fi経由で映像信号を飛ばす技術の解説

WiDiは同社のHDTV Monitor Series 5&7が対応機種として挙げられていた


マイクロソフトによるSurface技術によるタッチ操作に対応した情報端末のデモ

「SmartStation」ではPC用のディスプレイスタンドにUSBによるキーボード、マウスなどの切り替え機能を搭載


「SmartStation」には近接無線機能も内蔵しており、近づけるだけで接続認証まで実行する技術もデモしていた

プレスカンファレンスで発表されたUltrabookのシリーズ9も実機が展示されタッチ&トライが可能となっていた


イメージング製品については同社のカメラ、ビデオカメラがフルラインナップ。そのなかでもWi-Fi内蔵モデルのWB150Fを使ったデモを多数実施していた。

スマートフォン、テレビと直接Wi-Fiで接続して撮影した写真を転送、さらにスマートフォンからシャッターを操作する機能を紹介していた

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE