HOME > ニュース > <CEATEC>日立、DLNA対応iVDRレコーダーや1TB iVDRなど参考出展

S-LEDモデル最新機「L46-S08」なども訴求

<CEATEC>日立、DLNA対応iVDRレコーダーや1TB iVDRなど参考出展

公開日 2011/10/04 21:29 ファイル・ウェブ編集部
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日立製作所のブース
日立製作所のブースには、iVDR関連の参考出展品が多数登場。先日発表された実際の物体に立体映像を重ねて鑑賞できる裸眼3D技術(関連ニュース)も展示されていた。

ブースでは偏光3D対応の“Wooo V09シリーズ”も訴求

S-LEDパネルを採用した液晶テレビ“Wooo”「L46-S08」も大きく訴求した

■iVDRネットワークサーバーが参考出展 − 2012年内発売予定、予価3万円以下

単体でiVDRレコーダーとして使うことはもちろん、DLNA/DTCP-IPに対応し、ネットワーク経由で本機に番組をダビングできるモデルも参考出展されていた。2012年内の発売を予定。価格は未定だが「3万円を切る価格で出したい」(同社説明員)とのことだ。

本製品の詳細

参考出展されたiVDRネットワークサーバー

こちらはDLNA/DTCP-IPに対応した録画機からコンテンツをダビング/ムーブし、本機の内蔵HDD(1TB)に保存。それをiVDRに保存して、iVDR対応テレビ/レコーダー/プレーヤーなどで視聴できるというものだ。なお、本機からiVDRに保存するときは「ムーブ」扱いのため、1回iVDRに保存したものはムーブバックすることはできない。

■iVDRの1TBモデル、2012年内に発売へ

「iVDR」の1TBモデルも参考出展されていた。現在500GBが最高容量だが、外観サイズは変えずに容量を2倍にすることに成功したという。こちらは2012年内に発売を予定しているとのことだ。

iVDRの1TBモデル(参考出展)

■録画対応の外付けUSB-HDDも参考出展

USB録画に対応した“Wooo”が発表されたことにともない、外付けUSB-HDD“Log Max Series”も発表された。10月末の発売を予定しており、1TBモデルが1万円前後、2TBモデルが1.3〜1.4万円前後で販売される見込み。

外付けUSB-HDD(写真奥)

外付けUSB-HDDの詳細

こちらは放熱効果の高いアルミボディを採用し、冷却ファンをなくし、録画・再生時の静音性を確保したモデル。縦置き/横置き両方に対応するため、設置性も高めている。“Wooo”はもちろん、各社のUSB-HDD録画テレビに使用することができる。なお、本機に録画した番組は、録画の際使用したテレビでしか再生することはできない。

■録画番組操作や予約もできる専用アプリ「Wooo Remote」をアピール


Wooo Remoteの詳細
専用アプリケーション「Wooo Remote」によるiPhone/iPadからの操作も、デモを行いアピールしていた。こちらはiOS4.3以降に対応し、iPhone/iPadをリモコンとして利用できるほか、録画番組の操作が可能。iPadで番組表の表示と録画予約が行える有料版(350円)も、11月初旬から中旬の間にリリースされる予定とのことだ。

このようにリモコンとして使うことが可能

録画した番組操作も可能


有料版アプリは手元で番組表も見られる

有料版では更に録画予約操作も可能
■実際の物体に立体映像を重ねて鑑賞できる裸眼3D技術

先日発表された、実際の物体に立体映像を重ねて表示し、メガネなしで複数名が同時に鑑賞できる裸眼3D表示技術(関連ニュース)も参考展示していた。

実際の物体に立体映像を重ねて表示し、メガネなしで複数名が同時に鑑賞できる裸眼3D表示技術のデモ

技術の詳細

こちらは24台のプロジェクターによる映像情報を、複数枚を組み合わせたレンズとハーフミラーを用いて実空間に立体表示する技術。水平60度、垂直30度の視野範囲を実現している。実際の物体に立体映像を重ねて表示でき、物体を移動するとカメラセンサーによって、物体の位置と角度を認識して、その動きに合わせて立体映像も自動的に位置と角度を変更しながら、物体と重ねて表示することができる。

上部のプロジェクターから投写される映像を、レンズとハーフミラーを用いて物体に投影するしくみ

投影するものの大きさは、レンズやハーフミラーの大きさ、プロジェクターの配置を変更することで制限はないという。同社説明員は「今後さらに解像度向上を図っていく」と語っていた。

■置くだけでiPad 2を充電できるカバー+スタンドも出展

11月25日に発売となる、日立マクセルの置くだけでiPad 2を充電できる機器“エアボルテージ for iPad2“「WP-CP10A」(関連ニュース)も展示されていた。

“エアボルテージ for iPad2“「WP-CP10A」

充電電力の大きいワイヤレス給電技術「電界結合方式」を採用。iPad 2に「エナジーカバー」を装着し、スタンド「エナジースタンド」に置くだけで、iPad 2をケーブルに接続せずに充電できる。iPad 2は縦置き/横置きのどちらでも充電できる。

これまでマクセルが展開してきたワイヤレス充電機器「エアボルテージ」では、電磁誘導方式の「Qi(チー)」を採用していたが、QiではiPad 2の充電に必要となる10Wの電力が供給できなかった。このため本製品では、村田製作所の特許技術を利用した電界結合方式を採用した。

同社説明員は「この製品はどちらかというと法人ユースをメインに想定している。電子カルテや工場の生産管理をiPadで使う場合には、手軽に持ち運べ、パッと置くだけで充電できる本製品は役に立つと思う。また、エナジーカバーでコネクター部を覆うため、製品が壊れにくくなる利点もある」とアピールしていた。

また、「Qi」を利用したiPhone4向けワイヤレス充電ステーション「WP-PD10. BK」、「WP-PD10S.BK」、「WP-SL10A.BK」も出展。Qiを利用したモデルは今後積極的に様々な製品をリリースしていく予定とのことだ。

「Qi」を利用したiPhone4向けワイヤレス充電ステーション

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