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ソニー、新“VAIO Zシリーズ”を発売 − 外付けユニット“Power Media Dock”を採用

2011/07/05 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、“VAIO Zシリーズ”の新モデルとして、性能を強化した外付けグラフィックとオンボードのものを切り替えて使用できる「VPCZ219FJ」を7月30日より発売する。価格はオープンだが25万円前後での実売が予想される。

VAIO Zシリーズ

“Power Media Dock”「VGP-PRZ20C」

■外付けグラフィック内蔵の光学ドライブ“Power Media Dock”を用意

13.1型でWXGA(1,600×900)解像度のVAIOディスプレイプレミアム液晶を搭載し、OSにはWindows 7 Home Premium 64ビット版(SP1)を採用。CPUにはインテル Core i5 2410M(2.30GHz)を搭載し、メモリー容量は4GB(2GB×2)。ストレージは128GBのSSD(64GB×2)を搭載している。

本体側面端子部の様子

光学ドライブは外付けで、DVDスーパーマルチドライブとAMD Radeon HD 6650M(1GB)グラフィックスを搭載した“Power Media Dock”「VGP-PRZ20C」を同梱。

同製品にはHDMI端子やUSB端子(USB 2.0×2、USB 3.0×1)などを搭載しており、オンボードのグラフィックス(インテルHDグラフィックス3000)と用途によって使い分けることによって、重たいグラフィック処理なども快適に行えるように配慮した。また、Power Media Dock接続時には最大4画面までの外部モニター出力も可能。マルチモニター出力も行える。

Power Media Dockの背面端子部

本体とPower Media Dockの接続端子は、インテルとソニーが今回のために共同開発した独自規格のもの。Apple社がMacBook Proに搭載しているThunderboltと同じくLight Peakを基にしているが、製品としての指向性などが異なるため独自規格のものを開発したという。

接続用の端子は電源端子と一緒になった独自のもの

光学ドライブをブルーレイに変更し、HDMIも3D対応するなどした「VGP-PRZ20A」も別売で用意。直販サイトのソニーストアでは、同梱品をDVDドライブモデルからBDドライブモデルに変更することもできる(店頭モデルは必ずDVDドライブモデルが付属)。

なお、本製品単体では3Dに対応しないが、搭載している動画再生ソフト「PowerDVD BD」は3Dコンテンツ再生に対応。上記のようにBD搭載モデルのPower Media DockではHDMI端子も3D対応であるため、BRVIAの3D対応モデルなどに接続して3D BDソフトを楽しむことができる。

■高速起動や軽量化も実現 − デュアルファンで静音化も

機能面では、起動時間の高速化も実現。通常は最初に表示される“VAIO”ロゴをスキップできる「Fast BIOS Startup」を新たに備えるなどで、最速で約13秒という高速起動を実現させた。

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トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルPC/AT互換機(ノート)
  • ブランドSONY
  • 型番VPCZ219FJ
  • 発売日2011年7月30日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格250,000円前後)