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ワンセグ視聴にも対応

東芝、内蔵バッテリーで3時間視聴できる「ピークシフト機能」搭載REGZAを7月に発売

公開日 2011/04/20 10:16 ファイル・ウェブ編集部
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(株)東芝は、AC電源以外にも本体にバッテリーを内蔵し、電力使用ピーク時間帯には内蔵バッテリーだけで最長3時間テレビが視聴できる「ピークシフト機能」搭載の液晶テレビ“REGZA”を発売する。


オフピーク機能搭載19V型REGZA

REGZA新製品の発表会会場に展示されたプロトタイプ
本体画面サイズは19V型。発売は7月中が予定されている。本日東芝が開催したREGZA新製品の発表会(関連ニュース)でも、本機の参考展示が行われたが製品の型番や価格は明らかにされなかった。価格の見込みについて、東芝の展示説明員によれば「現在販売している同じインチサイズのREGZAと比べて1万円程度の価格アップになる見込み。19V型で4〜5万円前後になるのではないか」という。


本機のリモコン

リモコントップ側に「ピークシフト」「ワンセグ」ボタンを設ける
参考展示されたプロトタイプは、外装については最終段階のものではないが、画面解像度は1,366×768画素。ベゼルの左上コーナーに“REGZA”のブランドロゴが配置されている。付属のリモコンには「ピークシフト」ボタンが設けられ、ボタンを押すと駆動電源がACから内蔵バッテリーに切り替わり、バッテリーで最長3時間のテレビ視聴が可能になる予定という。バッテリーはリチウムイオン充電池が採用されており、5時間でフル充電が可能。


背面にバッテリーを内蔵

本機が搭載するバッテリー
本機にはワンセグ視聴機能も搭載される。停電などにより、テレビの視聴に必要なブースターに電力が供給できなくなった場合でも、ワンセグ放送でテレビ視聴を行うことができる。

同社は昨年11月、大規模停電が発生する地域もあるASEAN市場向けに、本体にバッテリーを内蔵し、停電時にはAC/DC電源を自動でスイッチし、最大約2時間の視聴が内蔵電池で可能な「Power TV(パワーテレビ)シリーズ」をASEANに投入することを発表(関連ニュース)。さらに、昨年12月には、バッテリー内蔵REGZAをインド市場にも投入すると発表していた(関連ニュース)。今回国内で発売する19V型のモデルは、海外で発売されたPower TVの開発ノウハウを活かしながら、チューナーの仕様などを日本向けにローカライズして商品化した。

日本国内の「ピークシフト機能」搭載モデルのラインナップについて、東芝の展示説明員は「19V型以上の製品についても揃えていきたいと考えているが、画面サイズが大きくなれば、テレビ視聴のために必要な電力量が大きくなり、より大容量なバッテリーが必要になる。19V型の、約3時間という視聴時間に近い実用性を確保しつつ、コスト面でのバランスを図り、ラインアップ拡充を検討していきたい」と話している。

【問い合わせ先】
東芝テレビご相談センター
TEL/0120-97-9674

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